概要
短髪で、右半身に奇怪な紋様を刻んでおり、右目が斜視気味の女吸血鬼。死神を連想させるような大鎌が武器。「ヴェア・ヴォルフ(人狼部隊)」の一人。
敵の事を「虫」呼ばわりしたり、わざと苦しみや絶望を与えてから殺すなど、残忍で加虐的な性格。
CV:沢海陽子
特殊能力
強力な幻術の使い手。
幻術の発動時には右半身に刻まれた刺青が蠢き、自身が巨大化しているように見せたり、相手に「怪我をしている」と完全に錯覚させたりと、かなり強力な幻覚を見せる。
幻覚の射程範囲は非常に広く、同時に大量の人間を術中に嵌めることが可能。
さらには相手の記憶を汲み取った幻覚を見せることも出来る。
ただし、吸血鬼としての力の差によっては破られる。作中でもセラス・ヴィクトリアに破られている。
作中での活躍
第二次ゼーレヴェ作戦にて少佐の命を受け、斬り込み部隊を率いてヘルシング機関本部を強襲する。その後、一時苦戦を強いられるも幻術によって事態を打破してヘルシング邸に突入、ベルナドットの傭兵部隊を殲滅する。
さらにセラスに対し心身共に致命傷を与えベルナドットを殺害するも、ベルナドットの血を吸って覚醒したセラスによって状況は一転。幻術で状況を打破しようと試みるも失敗、壁で頭を原形を止めないほどに磨り潰され死亡した(通称もみじおろし)。
少佐の待機命令を無視した結果、兵の大半を失った罰として見捨てられた形だが、彼女の独断専行もそれに対する少佐の処断も、少佐にとっては「戦の華」であった。
カバー裏での活躍
最終巻のカバー裏で行われた完結記念コスプレ大会にて、マリネラ王国の元首と親衛隊に扮した少佐とドク、闇に降り立った天才に扮したアーカードらといった強敵を抑え、まさかのコスプレで優勝している。
「逃げろーーッ」
「ちんこもがれるぞーーッ」