つきましてはとっても素敵なごほうびと、新しい御命令も仰せ付かってますわ
概要
CV:坂本真綾
長髪に眼鏡の女吸血鬼。
この作品で一番の萌キャラにして、ミレニアム所属ヴェアヴォルフの一人。
歌って踊れる中尉。本人も気に入っている様子で『魔弾の射手』(の「狩人の合唱」)を歌っている場面が多くある。魔弾とか撃てる。アホ毛が特徴。メガネッ娘でドジッ娘。
軍艦アドラーにて旦那においしくいただかれた。
タグではリップヴァーンとだけ表記されることの方が多い。
武装
武器のマスケット銃でホーミング能力を持った銃弾を撃つことができ、さらにこれは対象に命中した後も運動能力を失わず1発で複数の獲物を仕留めることができる。
ただの一発で軍事用ヘリや戦闘機をも撃墜した。この能力により、歌劇になぞらえた「魔弾の射手」の称号を少佐から与えられる(直接は知らないはずだが、「魔弾」のあだ名自体はヘルシング機関でも用いられている)。
活躍
作中では降下猟兵部隊を率いて英国海軍のインヴィンシブル級航空母艦「イーグル」を乗っ取り、甲板に赤いペンキで巨大なハーケンクロイツを描いて「アドラー」(ドイツ語で鷲を意味し、イーグルと同義)と改名、第二次ゼーレヴェ作戦直前の陽動作戦を行なう。
その後はその海域に鎮座し、戦艦には母艦の砲撃、潜水艦には魚雷、戦闘機には魔弾と、事実上は海空共に敵機を一切を寄せ付けない難攻不落な海上要塞と化し、鎮圧に派遣された戦闘機を一機残らず撃ち落とす活躍を見せる。
しかし、ヘルシング機関の奥の手とも言える高速戦略偵察機改造の実験機・SR-71改を駆るアーカードの突入を許してしまう。その後は1vs1の戦闘になるも、自慢の魔弾は格上のアーカードには通用せず、自軍の兵士達を皆殺しにされた上、自身のマスケット銃を心臓に突き立てられた上で、子供のように泣きわめきながら彼に食い尽くされて殺された。
アーカードに一方的に屠られた彼女だが、アーカードをロンドンから引き離し、海上に足止めするという最大目標は達成しており、少佐より「任務を果たした」としてミレニアム全軍が彼女に敬礼を捧げた。(もっとも、彼女自身が陽動役であったことを認識していたかどうかは不明)。
彼女の命はアーカードに吸血された際に取り込まれており、アーカードの拘束制御術式零号開放時に、トバルカインと共に亡者の1人として部分的に復活、最後の大隊と十字軍を攻撃している。ただし最終的には燃やされてしまう。
特殊能力者で編成された「ヴェア・ヴォルフ(人狼部隊)」の一人。
大尉のようなわんこモードがあるかどうかは不明なので文字通りの「人狼」かは不明。
ショタだったウォルターがジジイになるほどの年月がたっても、パイオツが1mmも育っていない事から見ても、何らかの人外であることは間違いない。
しかし空母の甲板で日光浴を楽しんだり、吸血鬼でもない様子(アーカードが日の光を浴びても平気なように、高位の実力を持った吸血鬼ならば日光に耐性を持っているとしても不自然ではない)。
また、外伝『THE DAWN』の中で当時のアーカードと対峙しているが、怪物化した棺桶にチョップを食らった上に蹴飛ばされてKOされるなど、全くのギャグキャラ扱いとなっている(当時の階級はSS下級突撃隊指揮官=親衛隊少尉)。
余談
名前の元ネタはアメリカの作家アーヴィングの短編集『スケッチ・ブック』に登場する人物リップ・ヴァン・ウィンクル(男性)。
「西洋浦島」とも呼ばれる。
オランダの民話を元にした、狩りの最中に居眠りしていたら20年間経ってしまったという話で、このことから「時代遅れの人」をも指す。
時代遅れなマスケット銃を愛用していることからのネーミングか?
関連イラスト
関連タグ
HELLSING リップヴァーン(絵を探したいときはこっちの方が多い)
中の人つながり。こちらでは彼女が伝説の吸血鬼。