『あんたたちみたいに むかつくヤツらには
普通の地獄なんかじゃ 生ぬるいわ!
メガトン級の地獄ってヤツを 見せてあげる!』
CV:長縄まりあ
概要
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』における、マルティナの追加シナリオ「気高き戦姫マルティナ」に登場。
見た目はメガトンケイルなどと同様の4本腕で一つ目のマッチョな巨人。一応メスであることを示すためか、防具や装身具などはピンク色で統一されており、胸の位置には同じくピンク色で描かれた、うちぬかれたハートのマークが付いている。
そんな見た目のバケモノが長縄まりあ氏のとても可愛らしい声を発するため、インパクトは抜群である。口癖か「メガトン級」というフレーズを多用する。
妖魔軍王ブギーがグロッタの町を支配する中で、反抗していた闘士たちを送り込み、「お仕置き」という名の拷問を受けさせていた牢獄の主。可愛らしい声やコミカルな見た目に見合わず、その悪辣さ・残忍さから囚人や獄卒の魔物たちからも恐れられている。
ブギーとは交換日記を交わすほどの恋仲だったが、マルティナがブギーに気に入られた事や捕らえた闘士たちや他の人間を勇気づけるために戦う様がガマンならず、「お仕置き」で差し向けた魔物たちが全滅するに及び、業を煮やしてついに襲い掛かってくる。
最期は献身的な愛を叫びながら散った彼女であったが、当のブギーはマルティナに夢中であり倒された後も省みられることは一切なかった。哀れ。
ちなみに、過ぎ去りし時を求めた後にはどういう訳かニマ大師のもとにおり、連武討魔行の裏の試練に登場する。
戦闘
戦闘では殴りつける打撃のほか、「ばくれつけん」や「がんせきおとし」で全体にダメージを与える攻撃もある。さらに「メガトンポーズ」で攻撃力を上げてきたり、「ルカナン」でマルティナたちの防御力を下げてきたり、あげくに頻繁にゾーン状態になってただでさえ高い攻撃ダメージをさらに高めてくる。そしてボスキャラの定番である二回行動の持ち主、まともに戦えば相当な強敵である。
複数の闘士と一緒に戦うバトルではあるが、攻撃はマルティナを狙ってくることが多いため、レベルがそれなりに無いと苦戦は必至…………と思われがちだが、実はここでの一連のバトルではHPが0になってもブギーが無限に生き返らせてくれるため、一切全滅することが無い。
裏の試練では当初は単独で登場するが、グールやしにがみにきしのほか、自身に似た「メガモリーヌ・極」も呼ぶ。
攻撃は「ばくれつけん」や「がんせきおとし」などが中心で、「メガトンポーズ」で攻撃力を上げるほか、「メガモリーヌ・極」と一緒にゾーン状態になってダブルばくれつけんを繰り出す。
この戦いは1人でしか挑めない制約があり、単体攻撃と全体攻撃が共に可能なキャラが不可欠になる。そして、その条件を満たせるのはやはりマルティナである。
裏ボスを倒すと入手できる妖魔のバニースーツを持ち込めば上記の再現まで出来てしまう。