概要
初登場は『ドラゴンクエストⅪ』。モヒカンのついた兜から見える顔は一つ目で、腕が4本ある筋骨隆々な赤い巨人のモンスター。比類なき肉体美を誇り、ポージングのバリエーションは1000種類以上あるらしい。
ギガンテス系やボストロール系に続く肉弾戦重視の悪魔系モンスターで、2回行動のうえに攻撃力も高い。単純にパワー押しというわけではなく、「ばくれつけん」による多段攻撃や「みわくのマッスルポーズ」による相手全体を魅了状態にしてくるなど技巧派としての一面を見せる。
名前の由来は「メガトン」+「ヘカトンケイル」と思われる。
ネルセンの迷宮の「勇者の試練」には強化種の「メガトンケイル・強」が登場する。ニンテンドー3DS版では固定シンボルが3体しかおらず、再遭遇するにはダンジョンを入り直さねばならないので、下記のゴライアスを出現させる場合は注意が必要。
メガトンケイル系のモンスター
通常モンスター
- マッスルガード
頑丈な肉体を生かしてボディガードをする巨人。1ターンに2回行動し「ばくれつけん」を使うが、自分の肉体に見とれて何もしないことがある。
素手にもかかわらず武器ガードをすることもあるが、攻撃呪文全般や状態異常には弱いようである。
ドラゴンクエストチャンピオンズにはクリスマス版のせいやのマッスルが登場した。
- ヘルガイオン
天の星さえ引きずり落としたと神話で語られている剛力無双の黒い巨人。かぶってる兜にはモヒカンの代わりに角が2本生えている。
2回行動を行うが、「みわくのマッスルポーズ」はせず、「ばくれつけん」と「超ばくれつけん」で攻めてくるのみ。その巨大な鉄拳は万物万象のことごとく打ち砕くという所以なのだろうか。
名前の由来は「ヘル(地獄)」+「アイガイオン」。
- ゴライアス
メガトンケイルの転生モンスター(ただし、「ヒノノギ火山」には出現しない)。魔族の精兵を率いる強者で、300匹いるという部下たちは死すら生ぬるい地獄の特訓を乗り越えた猛者ぞろいと言われている。
センターマンよろしく左半身が赤、右半身が緑という二色に分かれた体色をしている。
1ターン3回行動で、「ばくれつけん」や「みわくのマッスルポーズ」を使ってくるだけでなく、「がんせきおとし」まで使ってくる。
なお元ネタのゴライアスの別名はゴリアテであり、シルビアの本名と同じだったりする。
ボスモンスター
- メガトンギオス
冒険の書の世界に登場するモンスターで、第9の魔王の力を受け継いだ「追憶の神殿 3階層」の番人の一人。
「ばくれつけん」、「超ばくれつけん」、「みわくのマッスルポーズ」をはじめ、「おたけび」、「闇の炎」、「つうこんのいちげき」、「ジゴスパーク」も使ってくる。
基本的に2回行動だが、相方のネルゲルデーモンが倒されると3回行動になる。
モンス・デミーラ、ラプソンフープからの連戦になるのでHP・MP管理に注意
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』の追加ボス。マルティナの追加ストーリー「気高き戦姫マルティナ」に登場。詳しくは当該項目にて。
関連タグ
カイリキー:四本腕のマッチョ系モンスター繋がり