CV:杉浦慶子
人物像
金星圏のスーペース・コロニー「ビーナス・グロゥブ」で技術研究を行う「ジット・ラボラトリィ」に所属するパイロット。
キア・ムベッキ率いるジット団の一員でもあり、キアを慕うクン・スーンと共にキアの側近として彼を支える。
近接戦闘のエキスパートであり、接近戦を主観を置いたG系統モビルスーツジャスティマを主な乗機とする。
金星圏の人間に起こるムタチオンに対する忌避感から体を鍛える事を趣味としており、身体を鍛える事が難しい宇宙環境での生活を常としながらも筋骨隆々としたたくましい肉体を持つ。
暇さえあればたとえコックピットの中であっても筋肉トレーニングを欠かさず、ジャスティマのコックピットのも懸垂運動用のフックを持ち込んでいる。
金星圏での戦いでベルリ・ゼナム達メガファウナ一行と対立し、仲間達と共に輸送艦フルムーン・シップを強奪。
戦いの最中に指導者であるキアを失いながらも彼の悲願であった地球へのレコンギスタを敢行し、たどり着いた地球圏でマスク率いるマスク部隊と協力体制を築き彼らと共闘し、アメリア軍、ドレット軍に対する対艦攻撃で多大な戦果を上げるが、ギアナ高地での最終決戦に於いては同じく白兵戦のプロフェッショナルであるクリム・ニックの駆るダハックと刃を交えるが、ダハックのビーム・バリアにジャスティマのエネルギーを拡散・吸収されそのままアームドアームで左腕と両足を切断される。
戦闘能力を完全に喪失するも残った右腕で抵抗しアームドアームの一つをへし折り、その直後にコクピットを貫かれ戦死した。
完全な余談だが、チッカラの最期について即撃破せず両脚と左腕をわざわざ破壊したクリムの行動は、戦闘能力を奪い撤退を促したのでは無いかとファンの間で推測されている。
しかしチッカラを含めジット団員は実戦経験が少なく撤退の判断などが出来ず、それ故にクリムの気遣いを悟れずに残った右腕で抵抗してきたチッカラに対し、クリムは無下にされたと激昂して撃破したと言われている。