CV:小清水亜美
人物像
金星圏のスペース・コロニー「ビーナス・グロゥブ」の技術研究機関「ジット・ラボラトリィ」に属するモビルスーツパイロット。それと同時に地球へのレコンギスタを望むジット団の一員でもある。
ジット団の指導者であるキア・ムベッキに敬愛以上の感情を抱いており、キアもまた彼女の感情に相応の行いを以って応えている。
他のジット団メンバーと同じく長い平安が続いた金星での生活に退屈を感じており、豊かな自然に恵まれた地球環境と、刺激に満ちた戦争の日々に憧れを抱く。
パイロットとしてはジロッドやマズラスターなどの高性能機を任される程に優秀だが、レコンギスタの為に武力という手段を採り、命のやり取りに躊躇が無い他のメンバーと比べ、戦闘経験の少なさから優柔不断になりやすく、それが結果的に戦略的・戦術的な失敗を生む事も少なくはない。
金星圏に訪れたベルリ・ゼナムらメガファウナ一行と交戦し、その果てにキアと死別しながらも、彼の残した遺言に従い、仲間達と共に輸送艦フルムーン・シップを強奪し、地球を目指しキアの悲願でもあったレコンギスタを実行した。
その後、地球圏でマスク率いるマスク部隊と協力体制を築き、彼らと共闘。
クリム・ニックのダハックとの戦闘でマズラスターの右腕を失いながらも、その後会敵したG-セルフに対してビーム・ウィップを振るうが、G-セルフのバックパックに搭載されたトラクタービームによって乗機の行動を阻害され、ベルリの言葉に従い彼らに投降。念願の地球の土を踏む事になる。
戦後、敵対していたメガファウナの一行と共にクレッセント・シップで世界一周の旅に出るが、その最中にキアとの間に儲けた子供の存在が明らかになっている。
