概要
ジャイオーン、ジロッド等と同じくジット・ラボラトリィに於いて開発されたモビルスーツ。ジット団が保有するG系統機の一機に数えられる。
パイロットはチッカラ・デュアル。
ジャスティマはジャイオーン及びジロッドとの連携を想定して開発されており、部隊の切り込み役として格闘戦能力が高められており、チェスにおける「ナイト」の役割を担う。
最大の特徴として、機体に搭載された高性能フォトン・バッテリーに由来する膨大なエネルギーソースを活用するべく高出力ビーム・サーベルとビーム・シールドを装備しており、特に射撃兵装の使用に制限が掛かる環境(ビーナス・グロゥブのビーナス・リング内やシー・デスク周辺など)でその真価を発揮する。
また、ビーム・サーベルの出力を調整する為のフォトン・バランサーが機体後部に備えられており、余剰出力の放出が可能。
射撃兵装の搭載こそ主観に置かれていないものの、その分接近戦用装備の性能強化が行われている事もあり、単純な戦闘能力では他のG系統に引けをとらない。
武装
超大型ビーム・サーベル
柄尻部分にエネルギー供給用ケーブルを有する超高出力ビーム・サーベル。ジャスティマはこれを二本装備しており、二刀流による近接格闘戦を展開する。
ケーブルは機体背部に接続されており、これによって本体に搭載されたフォトン・バッテリーから直接パワー供給を得ている。
ビーム刃は細く見えるが、その長さは機体全長の倍にも及ぶ。
切断力に関してもフォトン・シールドを展開したG-セルフのシールドを容易く両断するだけのそれを備えている。
ケーブルを接続していない状態でも使用可能だが、その状態では本来の10%の出力のビームしか展開出来ない。
頭部ビーム砲
額中心に内蔵されたビーム砲。
頭部パーツをスライドして使用する。
ビーム・バリア
左肩に備えられた高出力ビーム・シールド。
展開する事によって円形のビーム幕が展開され、機体を防御する。
戦艦への攻撃を想定したG-アルケインの対艦ビーム・ライフルの攻撃を無力化している事からも、その防御力の高さを窺い知る事が出来るが、格闘戦に於ける取り回しを考慮して効果範囲は狭められている。
拡散ビーム砲
右肩に備えられた拡散ビーム砲。
ジャスティマが格闘戦を想定している事もあり、近距離での牽制・迎撃目的で使用される他、デブリの排除にも用いられる。
ファンネル・ミサイル
右肩内部のランチャー内に装填されている無線誘導式ミサイル。
弾頭にフォトン・アイ・センサーが搭載されており、ミノフスキー粒子散布領域内でも高い命中精度を誇る。
ビーム・ライフル
標準的なそれと比較して大型の部類に入るビーム・ライフル。
ジャスティマにとっては貴重な長距離攻撃装備であるが、ジャスティマが格闘戦を想定した機体である事から、作戦内容によっては装備されない場合もある。
関連項目
G-セルフ G-アルケイン G-ルシファー ジャイオーン ジロッド ジーラッハ ダハック トリニティ カバカーリー G-フェネクス
ガンダムエピオン GNフラッグ・・・ケーブル付きのビームサーベル繋がり。
ガラッゾ・・・同じ格闘戦仕様であり、左肩にビームシールド(GNフィールド)を持つ。