概要
Gのレコンギスタに登場したヘルメスの薔薇の設計図の「G項目」にある設計図により製造された高性能機の総称。作中では「G系」と呼ばれ、この「G」は、基本設計が宇宙世紀の伝説的MS「ガンダムタイプ」に由来していることからと言われ、リギルド・ センチュリーにおけるガンダムタイプでもある。
Gセイバー(G-SAVIOUR)は別作品なのでこれには含まれない。
またメカデザイナーの形部一平によれば、ジット・ラボラトリィ製作のモビルスーツ・モビルアーマーもジット(GIT)系=G系として扱われている。
作中レーダー識別されたダハック(デザイン画でもG系として扱われている)とトリニティ以外どこまでがG系かは不明である。少なくともカバカーリーはリジットをベースとして作られている。
機体によってはアンテナやメインカメラ、その他細い箇所にガンダムタイプの名残を感じさせる箇所が存在し、ガンダム頭部のようなものが浮かび上がる機体も存在する。
ガンダムエース付録『Gのレコンギスタ パーフェクトパックブック』の解説では、G-セルフ、G-アルケイン、G-ルシファー、ジャイオーン、ジャスティマ、ジロッド、カバカーリーの7機がG系統とされており、アニメ本編に登場した機体で、公式な設定としてG系であると明言されているのはこの7機のみである。
また、ガンダムトライエイジではダハックはガンダム系に分類されている。
ジーラッハの英語表記は「G-RACH」であることが劇中で確認でき、G系統の機体と酷似しているが詳細は不明。
ターンタイプの月光蝶を搭載している機体も存在するが、本作の総監督富野由悠季は「有用技術であるために継承されてきた」と語っており、あくまで技術保存の為に搭載された物である。
G系に搭載された強力な兵装の殆どは黒歴史の遺産と思われるが、とりあえず残された設計図通りに組み立てられた機体ばかりである。
ちなみに富野曰くGITとはつまりGそのものとの事らしい。
G系統のMS及びMA
ジット・ラボラトリィ系統のMS及びMA
余談
なおこれらは関連商品で「ガンダム」と表記されているものもあるが、劇中ではG-セルフやジャイオーン等が「ガンダム」と呼ばれる場面があったのみで、設定上でも明確にガンダムと命名されたものはない。