CV:福井裕佳梨
人物像
月の裏側にあるスペース・コロニー「トワサンガ」から試作モビルスーツ「G-セルフ」に乗り地球へとやって来た少女。
トワサンガで地球の再征服(レコンギスタ)を目論むドレット軍に所属するパイロットであり、再征服作戦の事前偵察を目的に、ドレット軍本隊より先んじて地球へ送り込まれたが、地球来訪の直後にキャピタル・アーミィと海賊部隊による戦闘に巻き込まれ、その際にG-セルフのコックピットから放り出されたショックと高高度からの落下による酸欠によって地球に来るまでの記憶を失い幼児退行に陥ってしまった事から、複雑に絡み合う状況に巻き込まれる。
本名はラライヤ・アクパール。「マンディ」の名は、月曜日にキャピタル・アーミィのデレンセン・サマターによって保護されたことから付けられた仮の名前。
G-セルフの正規のパイロットであり、同機を操縦することが出来る三人の内の一人(残りの二人はベルリとアイーダ)でもあるが、他の二人とは違いG-セルフのパイロットの証であるGメタルは身に付けていない。
また、本人はドレット軍に籍を置く人間ではあるものの、ドレット軍の進める再征服作戦に対して反抗を続けるレジスタンスの活動が活発な地区の出身という事もあり、彼らとも繋がりを持っていた。
デレンセンに保護された直後は幼児退行と記憶障害の影響で殆ど喋る事が出来ず、喋れたとしても呂律が回らない事が殆どであった。G-セルフに対して愛着を示しG-セルフの事を「ジィ」と呼ぶが、見知った人間やG-セルフが居ない環境に極度の不安を覚え、アイーダがG-セルフを運用しキャピタル・タワーを襲撃した際には激しく狼狽する様子を見せている。
普段こそ無邪気な幼子のように立ち振る舞うが、記憶を失う以前の訓練を体が覚えていた事もあり、本人が意図しない所で読唇術や防衛術を駆使する場面も少なからず見られた。
デレンセンによって保護された後はキャピタル・アーミィによって捕虜として扱われ、記憶の糸口を探るべく監視を伴いキャピタル・タワーで宇宙に出るが、そこでアイーダの乗るG-セルフと再会。その後、保護観察の身となってセントフラワー学園に籍を置き、記憶が戻るまでの間ノレド・ナグらに面倒を見られる事になるものの、学園生活に身を落ち着ける間も無く海賊部隊との戦乱に巻き込まれ、その結果アイーダの手によってベルリ、ノレド達と共に海賊部隊の母艦であるメガファウナへ渡る事になる。
海賊部隊ではドニエル・トスから精神安定剤の代わりとして渡された金魚を「チュチュミィ」と名付け気に入っており、また同部隊のエースパイロットであるクリム・ニックの瞳と三つ編みに興味を抱いている。
メガファウナで生活を送る中、クリムにそそのかされてG-セルフを操縦して戦闘する事になる事もあったが、ノレドの面倒やチュチュミィの存在もあって精神障害は次第に回復の兆しを見せるようになり、ドレット軍の地球来襲に前後して症状は完治しベルリ達に自身の身の上を語れるようになるまで回復。以降は自らもモビルスーツを駆り、ベルリ達に協力し、共に金星のビーナス・グロゥブを目指した。
記憶が戻った当初はモランやネオドゥといったトワサンガ製の機体を使用していたが、その後ビーナス・グロゥブでノレド達が手に入れたG-ルシファーへと乗り換え、ノレドと共に最後まで戦い抜いた。
その後、メガファウナ一行と共にクレッセント・シップに乗り込み世界一周の旅へ出ており、ケルベス・ヨー とリンゴ・ロン・ジャマノッタと共にクレッセントシップを降りて、どこに観光へ行くか相談をしている姿が確認できる。
マンディの由来はそのものズバリ月曜日。言い始めたのは監督で、視線の先のカレンダーが月曜日だったとのこと。
関連項目
ベルリ・ゼナム ノレド・ナグ ルイン・リー アイーダ・レイハントン デレンセン・サマター マニィ・アンバサダ クリム・ニック ケルベス・ヨー リンゴ・ロン・ジャマノッタ