パーティーは、これからだぜ
概要
軽いクセのあるショートヘアとヘソ出しTシャツが特徴的なアネキ。
人狼族のハーフブリード。狼男であるヴォルグ・ワイルドマンを父に、人間の母の血を引く混血の戦士。バイク乗りであり笹鳴峠最速を自称するワイルドな性格。
第1話に登場したロボ・ワイルドマンの妹であり、兄を姫(リリアーヌ)に謀殺されたという誤解から笹鳴町を訪れたが、事情を知り和解。誇り高い兄に主君を手に掛ける汚名を着せようとした真犯人を探すため、リリアーヌの元に身を寄せ、食客の一人となる。
全体的にパワーバカであり、大飯食らい。紗和々のカレーライスが好物。直接戦が主体のため、血まみれになることも多い。令裡とは人狼と吸血鬼という天敵関係のためによくぶつかり、野蛮な連中呼ばわりされるが、確かな忠誠心を持ち、直情的で義に厚いところを気に入られてもいる。
またヒロのゲームの相手に付き合うなどなんだかんだで面倒見も良い。
人狼族としては混血の人狼であるため肘から先までしか変身できないが、巨大な獣の腕が凶器となる。また優れた聴覚や満月の夜になると力を増すという特性も受け継がれており、敵の群れの中から単独で本体を仕留めるなど戦闘能力自体は同族の中でもかなり高い。
また、近所の野良犬のボスでもあり、ある場面では集会を開いて「戦士とは何か」について語り、近隣住民からドン引きされていた。アネキ、令裡さんにはあれだけ自分は犬じゃなくて狼だと言っていたのに。
しかし吸血鬼がコウモリを使役するように人狼族が野犬を使役することは珍しいことではないらしく、戦友のアイダ・カヌなどは犬笛によって野犬の群れを操り、情報収集をさせていた。
「続・学怪王女」では潜入のために珍しくセーラー服を着て、隣町の高校へバイクで通学しているシーンが登場する。こんな腹筋が割れてて、四の字固めで大蜘蛛の頭を粉砕する女子高生、私は知らぬ。