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エルダー・スクロールズ・オンライン

えるだーすくろーるずおんらいん

エルダー・スクロールズ・オンラインとは、ベセスダ・ソフトワークスおよびDMMGAMESによって展開されているオンラインゲーム『The Elder Scrolls Online』の日本語表記である。
目次 [非表示]


※イラストについては、複数の表記あり。数的にはESO表記のほうが多い。


概要編集

ジャンルMMORPG
開発元Zenimax Online Studios
販売元Bethesda Softworks
開始2014年 (PC版日本語版は2016年から) (コンソール版日本語版は2023年11月15日から)

2014年4月にリリースされた、TESシリーズ初のMMORPG。日本ではDMM.comのゲーム部門であるDMMGAMES(DMMゲームズ)が完全翻訳してリリースしている。また、2023年にはコンソール版(PS5やPS4、Xbox)の日本語版もリリースが決定した。


オンラインゲームではあるものの、これまでのTESで培われた世界観や自由度は健在。本を読んだり街の人からスリをしたりはもちろん、クエストの取捨選択もこれまで通りプレイヤーの自由である。


舞台は第二紀の帝国崩壊後のタムリエル大陸ほぼ全土。時系列的には第一作である「Arena」よりも前の時代にあたる。


【製品】編集

ベースゲーム基本となるゲーム本体。これだけあれば最低限・初期のエリアはプレイ可能。
アップグレード「チャプター」と呼ばれる更新用のパック。新エリアの開放や新システムの追加が行われる。ベースセットには購入以前のアップグレードも含まれる。
ベースセット「ベースゲーム + 最新までのアップグレードパック全て」が入っているまとめセット。これから始めるプレイヤー向け。
コレクターズパックアップグレード版もしくはベースセット版にこの文字がついている場合。装備やコスチュームなど、ゲームで使えるさらなる追加アイテムが入っている。
DLCチャプターとは別のエリアや別のシステムが入っている追加要素。単品購入もしくは有料会員ESO PLUSでプレイ可能。

パッケージ購入は有料だが月額の利用料金などはなく(無料)、一度購入すれば基本的に遊び続けられる。

月額課金の代わりに設置されたプレミアムメンバーシップ「ESO PLUS」に加入している間は全ての機能とエリアにアクセス可能。

配信では一年に3〜4作に分けて同じ地域・同じテーマなどの繋がりがある物語を公開する事が多い。ただしそのうちアップグレードとしてベースセットに含むのは原則一作で残りはDLCとして有料になる。これによってタムリエルの各地について少しずつベースセットだけで遊べるようにすると共に、さらに関心がある物語はDLCで買って遊べる仕組みだ。ベースセットだけで遊べる範囲の詳細は、後の【特徴】節で詳述する。


【動作環境】編集

Windows


必要項目必要動作環境推奨動作環境
OSWindows7 (64bit) 以上Win7 (64bit)
プロセッサ
  • Intel Core i3 540
  • AMD A6-3620
  • Intel Core i5 2300
  • AMD FX 4350
RAM3GB以上8GB
ストレージHDD 85GB以上HDD 85GB以上
グラフィックDirectX 11.0対応 / 1GB RAM以上のビデオカード
  • Nvidia GeForce 460
  • AMD Radeon 6850
DirectX 11.0対応 / 2GB RAM以上のビデオカード
  • Nvidia GeForce GTX750
  • AMD Radeon HD7850
サウンドDirectX互換サウンドカードDirect X互換サウンドカード
接続環境Internet ブロードバンド接続Internet ブロードバンド接続

なお、2020年1月のマイクロソフトによるWindows7サポート終了に伴い、DMMもWindows7のサポートを終了している。


そして2016年のPC版日本語版のリリースから7年後、2023年11月15日にコンソール版であるPS5・PS4・Xbox Series X|S・Xbox Oneで日本語版がリリースされた。


なお現環境ではPC版とPS4・Xbox版とではサーバーが異なるため、クロスプレイには対応していない。

追加リリースのPS5などもPC版とのクロスプレイには対応しないとの公式発表もあったため、もし友人等とプレイする予定のある場合は注意しよう。


あらすじ編集

第二紀578年。デイドラの王モラグ・バルによるタムリエル侵攻が開始された。

モラグ・バルはタムリエルの各地にダークアンカーと呼ばれるポータルを設置することで、配下のデイドラをタムリエル中に送り込み、ついには空位となっていた帝都制圧してしまう。


これを受け、空席となった帝都の王座を巡り、3つの同盟軍が戦端を開こうとしていた。

まず、アルトマー の女王アイレンは人間種たちがモラグ・バルに取り込まれて世界を破滅させる事態を避けるべく、ボズマーカジートに協力を呼び掛けた。この同盟がアルドメリ・ドミニオンである。これに対してブレトンの上級王エメリックは弱体化したインペリアルに代わって自らシロディールを制圧して帝国を再建すべく、戦士として定評あるレッドガードオークと同盟する。この同盟軍が同盟軍ダガーフォール・カバナントである。東方では、かつて互いに争っていたノルドダンマーアルゴニアンが異種族アカヴィリの侵攻を撃退するために共闘して互いの信頼関係を高めていた。彼らはノルドの上級王スカルドを盟主とする同盟エボンハート・パクトを結成し、祖国を守ろうとする。


モラグ・バルと3つの同盟による混乱が続く中、主人公は目覚めると自分がモラグ・バルの領域コールドハーバーに幽閉されていることに気づく。

果たして主人公はモラグ・バルの領域から逃れられるのか。そしてタムリエルの未来はどうなるのか。


  • 注:サービス中のオンラインゲームとして絶えず大きな更新が繰り返されている関係で、最後の段落の導入も変わってきている。「ブラックウッド」アップグレード適用後は以下の通り。

主人公は気がつくと牢獄に幽閉されていた。その場にいたノリアンウェというアルトマーによると、ここはタムリエル北西にあるバルフィエラ島、タムリエル各地へのポータルが残された古代遺跡の側である。主人公はポータルが作動して何処かより遺跡内に投げ出され、時を同じくしてデイドラが別のポータルから現れたという。

遺跡を調査していた学者であるノリアンウェは、正体不明の主人公を訝しむも助けてデイドラの攻撃を逃れて遺跡から脱出してきたとのこと。そしてデイドラは島を守護するゴーレムたちの支配権を奪い、このまま見つかれば二人とも殺される、デイドラ退治に協力するなら解放すると交渉してくる。

バルフィエラ島と言えば、神々が創造したタムリエルの未来を話し合ったという世界最古の遺跡アダマンティンの塔がある地。自分は何故、デイドラと共にこの島に現れたのか。召喚者はタムリエルの未来の為に自分に何を求めているのであろうか。そして自分が従うべきはその運命なのであろうか。今、冒険が始まる。


特徴編集

MMORPG なだけあり、これまでの TESシリーズにはなかった様々な特徴がある。


【マップの広さ】編集

Morrowind以降、原則的に1タイトルにつき1つの地域が舞台となっていたが、今作はタムリエル全域が舞台となっており、探索できる範囲が非常に広い。

例としてMorrowindの舞台となったヴァーデンフェル島が、ほぼそのままの広さで1つの地区として冒険できるが、これに準ずる広さの地区が2020年10月地点でおよそ30地域ほど存在している。

当然各地域は作り込まれており、多種多様なダンジョンや街、クエストにシナリオ、キャラクター、要素が詰め込まれている。つまり冒険範囲だけ見ても従来のシリーズと比較にならないほどのボリュームがある。


年々行ける地域/クエストが追加されており、ナンバリングタイトルで舞台にするのは難しいと言われていたカジートの故郷エルスウェアや、アルゴニアンの故郷ブラックマーシュ(マークマイア)も実装されている。

2020年10月現在では、西スカイリムへ来訪できるようになっており、スカイリムよりおよそ 1000年前のソリチュードやドラゴンブリッジを訪れることができる。


【実装されているエリア】編集

ベースゲームとアップグレード、DLC別地域編集

以下にタムリエルに存在するエリアの一覧表を掲げる。ゲーム中では、「マップ」→「場所」→「タムリエル」で全体マップ、表中の地名で各エリアマップを出せる。太字は、勢力別クエストでノリアンウェの案内により最初に訪れる第一マップ。ベースゲームの区分はどの勢力クエストが発生するかを示し、DC=ダガーフォールカバナント、EP=エボンハートパクト、AD=アルドメリドミニオンの略である。アップグレードはベースセットに含まれるか否かが配信時期に依存するので、配信年を付記。例えばブラックウッド・ベースセットは2021年配信なので、それ以前に配信された西スカイリムや北エルスウェアなどのアップグレードエリアは全て遊べるが、2022年のハイ・アイル以後のアップグレードエリアは原則としてDLC同様の購入を要する。なお、バルフィエラ島は例外的な特殊マップ。初回プレイで必ず開始されるチュートリアルで訪れる事ができるが、ゲーム中のマップ一覧表には表示されず再訪問する方法は別キャラの作成しか存在しない。


地域名ベースゲームアップグレードDLC
ハイロックグレナンブラDC、ストームヘブンDC、リベンスパイアDC、バルフィエラ島(特殊)  ロスガー
ハンマーフェルストロス・エムカイDC、ベトニクDC、アリクル砂漠DC、バンコライDCハイ・アイルとアメノス2022ヒューズベイン(盗賊ギルド)、ガレンとイフェロン
スカイリムブリ―クロック島EP、イーストマーチEP、リフトEP西スカイリム(グレイムーア)2020リーチ
モロウウィンドバル・フォイエンEP、ストンフォールEP、デシャーンEPヴァーデンフェル2019、テルヴァンニ半島(ネクロム)2023  
シロディールシロディール、クラグローンブラックウッド2021、ウェストウィールド(ゴールドロード)2024ゴールドコースト(闇の一党
ブラックマーシュシャドウフェンEP  マークマイア、ノルグ・ツェル
サマーセット諸島オーリドンADサマーセット2019  
ヴァレンウッドマラバル・トールAD、リーパーズ・マーチAD、グリーンシェイドAD、グラーウッドAD    
エルスウェアケナーシズルーストAD北エルスウェア2019南エルスウェア 
以下アービスの異界
オブリビオンコールドハーバーアポクリファ(ネクロム2023の一部)デッドランド
その他アルテウム(サマーセット2019の一部)クロックワーク・シティ


更にDLC別に主に関連する種族は以下の通り。

当然他種族も関わってくるので、あくまでその地域に大きく関わる種族として参考程度に。

(ここでは明確にエリアが新規追加がされたチャプター・DLCのみに絞る)


※シロディール・帝都とヴァーデンフェルは現環境ではベースゲームに最初から含まれるようになった。


チャプター・DLC名入れるようになる地域名主に関連する種族
『Imperial City』(インペリアルシティ)シロディール・帝都インペリアル
『Orsinium』(オルシニウム)オルシニウムオーク
『Thieves Guild』(盗賊ギルド)ヒューズベイン-
『Dark Brotherhood』(闇の一党)ゴールドコースト-
『Morrowind』(モロウウィンド)ヴァーデンフェルダークエルフ
『Clockwork City』(クロックワーク・シティ)クロックワーク・シティ-
『Summerset』(サマーセット)サマーセット諸島・アルテウム島ハイエルフ
『Murkmire』(マークマイア)マークマイアアルゴニアン
『Elsweyr』(エルスウェア)北エルスウェアカジート
『Dragonhold』(ドラゴンの大地)南エルスウェアカジート
『Greymoor』(グレイムーア)西スカイリム・ブラックリーチノルド
『Markarth』(マルカルス)リーチ・ブラックリーチノルド
『Blackwood』(ブラックウッド)ブラックウッドインペリアル・アルゴニアン
『Deadlands』(デッドランド)デッドランド-
『High Isle』(ハイ・アイル)シストレス諸島・アメノスブレトン
『Firesong』(ファイアソング)ガレン・イフェロンブレトン
『Necrom』(ネクロム)テルヴァンニ半島・アポクリファダークエルフ
『Gold Road』(ゴールドロードシロディール西部インペリアル・ウッドエルフ

【マルチプレイヤー】編集

楽しい晩餐

帝都を除くほとんどのエリアは PvE エリアとなっており、お互いに同意した状態での「決闘」を開始しない限り、プレイヤー間での戦闘は発生しない。

そのため、広大なタムリエルの世界を冒険する分には他プレイヤーから何らかの妨害を受けることはない。逆に、見ず知らずのプレイヤーと協力してボスを倒したりといった場面のほうが多く見られる。

その際の経験値やドロップは正当に分配されるためいわゆる横殴りは発生せず、たとえグループを組まずともその場の居合わせだけで気軽に共闘することができる。(敵のHPを一定削れば自動的にドロップ権が各人に発生するため)

ただし過度に混み合った時間帯では、ボスがクエストの真相を告白中に他のプレイヤーに倒されて沈黙するといった台無し展開が起こりうる。混雑時間帯にはご注意を。なお、日本のプレイヤーは北米サーバーに接続するので、米国時間との時差の関係上、午前中が一番混み合う。


一方で PvPエリアである帝都/バトルグラウンドでは、他プレイヤーとの戦闘が楽しめる。

マップと隠密を駆使した闇討ちや正面からのぶつかり合い、魔術合戦等、プレイヤーそれぞれのスタイルに応じたバトルができるだろう。

もちろん他プレイヤー達とギルドなどを結成して集団でプレイすることも可能である。


他にはマルチプレイ向きのコンテンツとして、「最大4人PTで挑むグループダンジョン」や「最大12人で挑む試練」なども用意されている。


後述するハウジングも他プレイヤーを家に招いたり逆に訪問したりすることも可能。


【難易度調整】編集

サービス開始初期は同盟勢力ごとで行ける範囲が限られており、選んだ同盟内の各マップでも適正レベル帯が設定されているため、適正レベルまで上がらないと上位のエリアでクエストを進めていくのは困難が伴っていた。

しかし2016年に行われた大型アップデート「One Tamriel」によるバランス調整以降、プレイヤーのレベルに応じてステータスに補正がかかり、レベルが低いほど多くの補正を得られ、レベルが上がるにつれて補正は減る仕組みになった(注:敵の強さは変動しない)。


レベルの自動調整によりマップのレベル帯が廃止されたことでどのマップに行っても自分のレベルに合った難易度となり、始めたばかりの低レベルなキャラクターしか持たないプレイヤーであっても、やり込んだプレイヤーと肩を並べて同じ敵・エリア・ダンジョンに挑むことができるようになった。


キャラクターレベルが上限のLv.50に達すると補正は得られないが、スキルや装備に加えて、追加の能力補正を得る「チャンピオンポイント」が充実するので、総合的な戦闘能力は低レベルのプレイヤーより高くなる仕組みである。(ポイントについては後述する「チャンピオンスキル」の項目を参照)


なお開始初期のころからLv.50以上推奨であった「クラグローン」地域のみ、複数のプレイヤーで攻略することを想定されたレベル設定であるため、バランス調整が行われた現在でも高難易度エリアのままである。

ソロプレイヤーが単独で挑むのにはかなりの困難がつきまとうため、プレイヤー仲間などを伴っていくのが推奨される。



【装備のスタイル/染色】編集

全ての武器/装備について、各種族毎の意匠/文化を取り入れたバージョンが存在しているほか、装備の色を好きに変更できるようになっている。MODの使用ができないMMORPGではあるが、これにより様々な個性を出せるようになっている。

例えば、カジートスタイルの頭防具には耳をしまうためか猫耳のような突起が存在していたり、ノルドスタイルにはルーン模様のような意匠が彫られたりしている。


【操作の変更】編集

Q12345R
クイックスロット1スロット2スロット3スロット4スロット5アルティメット

今作はオンラインゲームであるため、画面上のスロット1~5に技(アビリティ)をセットしてその対応キーを押すことで使える形式になっている。クイックは回復アイテムなどをセット、アルティメットは大技系をセットするスロット。


武器や防具の装備変更自体は戦闘中では不可能だが、本作の武器は予め登録したメイン・サブの2種類を瞬時に切り替えて使用できるため、実質1戦闘中に12スキルは使用できる計算となる。

なおメイン・サブと表記はされるものの、どちらにどの武器をセットしても使用感は全く変わらないため単純に武器を2つ持てると考えて差し支えない。


ただし、武器スキルの場合はクラススキルとは異なり、対応武器を装備していない状態だと武器スキルは使用できないため、スキルスロットと手に持つ武器は合わせる必要がある。

(クラススキルは武器種問わず使用可能)


武器の組み合わせ例を挙げるとこのような組み合わせも可能。

  • 【メイン】二刀流 + 【サブ】弓
  • 【メイン】弓 + 【サブ】弓
  • 【メイン】両手武器 + 【サブ】二刀流
  • 【メイン】攻撃杖 + 【サブ】回復杖
  • 【メイン】二刀流 + 【サブ】回復杖

なお、オンライン上では時間停止しないため、自分がポーズやメニューを開いていても敵NPCも敵プレイヤーも止まってくれるわけではないので普通に殺されてしまう。スキルやアビリティのセットを組む時は戦う前もしくは敵の居ないところで組もう。


【テイルズ・オブ・トリビュート】編集

2022年のアップデート「ハイ・アイル」より新規に追加された。

複数あるデッキパターンから選択し1対1で戦うカードゲーム。(デッキはゲーム内実績などを解除でも増えていく)

プレイヤー同士はもちろんのこと、NPCとの対戦も可能。

もちろんプレイ必須のゲームではないので、コンテンツに触れるのも触れないのも自由である。


【古遺物】編集

2020年のチャプター『Greymoor』(グレイムーア)で追加された機能。

タムリエルのあちこちに埋まっている太古の遺物を掘り出すことで特別な装備や家具、コレクションなどを入手することができる。


初めて利用を始めるする際はクラフトのようにチュートリアルを交えつつ進めることとなる。

※当機能を利用するにはチャプター『Greymoor』(グレイムーア)の購入が必要。(もしくはESO Plus加入)


コモン品の場合は常に手がかりを所持しており、発掘品も1つ250ゴールドで売れるので初心者でも金銭稼ぎをしやすい要素となっている。(古遺物の一連作業は無料で何度でも行える)


またこの古遺物にも占いと発掘のスキルが存在し、それぞれを繰り返すことで作業がより便利で快適に進められるようになる。(スキルポイントは戦闘やクラフトと共通のものを使用するため、あえで発掘専門のキャラクターを作成するという手もある)


ナンバリング過去作にも宝の地図システムは存在していたが、当システムは以下の手順で進めるミニゲームも含めたシステムとなっている。

(ESOにも宝の地図システムは健在で、下記の手がかりを入手できる可能性もある)

  1. まずは古遺物を特定するための手がかりを入手。(ユニーク品や難易度の高い品の場合は、宝の地図の発掘やフィールドのMod討伐、採取などといったあらゆる場所で探す必要がある)
  2. 手がかりを入手後、「占い」と呼ばれるミニゲームで古遺物が埋まっている場所を探し出す。(成功度合いによって発掘候補場所がより絞られる)
  3. 「占い」を行った後は地図上に発掘候補場所が表示される
  4. 発掘場所を発見後、「発掘」のミニゲームで実際に古遺物を掘り起こす。(古遺物には耐久値が設定されており、掘り過ぎて当たってしまうとダメージを受けるので注意が必要)なお、耐久値が0になり失敗しても何度でも再トライできる。
  5. 無事に発掘を終えると成果物を入手できる。(ユニーク装備などはパーツ単位で入手され、全てのパーツを揃えることで初めて装備品やコレクション品として完成する)

なお発掘した品それぞれに古遺物収集家協会のメンバーによるコメントも用意されており、タムリエルの様々な考察や歴史をより深く知ることもできる。


【荷物の仕様】編集

今作の荷物はこれまでのような「重量式」ではなく「スロット式」になっている。荷物の持ちすぎで動けないという事にはならない。ただし、何でも拾っているとスロット数を圧迫してしまうため、所持品の取捨選択が大事となる。同じモノを何百個持っても同じスロットに入るため問題ないが、スロット上限より多い種類のモノを持とうとすると虫ピン一つも拾えない。


デフォルト所持スロット数は60で、所持数増設は以下の方法の通り。無課金では1キャラにつき200スロットまで増設可能である。

  • バックパック商人(+80)※購入する毎に倍々で必要ゴールドが上がっていく
  • 騎乗動物の訓練(+60)※無課金の場合は1回訓練後にデイリーリセット(2023年時点で日本時間の19時)までクールタイムが発生
  • 特定のペット(1匹につき+5)※こちらは課金専用

不用品は街やフィールドの商人に売ればスロットを空けられる。後で必要になるから保管したいというのなら、銀行やハウジングを利用しよう。それらの方法で手放せないというアイテムも意外に多いが、右クリックメニューから破棄してスロットを空ける方法もある。


【課金面】編集

DLC系のアップグレード購入を除けば、課金内容は主に「コスチューム購入」や「限定の家」「便利機能」「経験値ブースター系」などのため、Pay to Winとは一切関係がない。

また2021年にエンデバー機能が追加。各タスクをこなすことによってゲーム内通貨の一つ「エンデバーシール」を入手でき、これを利用することで特定の課金アイテムも交換することができるようになった。


ゲーム内容編集

【クラス】編集

今作は職業に当たる「クラス」を選択してキャラを作成する。クラスごとにそれぞれ異なった傾向と特徴があり、そのクラスでしか覚えられないような専用スキルが有る。

もちろんあくまで「その分野に強い」というだけであり、例えば回復専門の「テンプラー」を選んだとしてもその他の攻撃スキルが全く得られないわけではないし、暗殺系得意な「ナイトブレイド」でも杖を持ったり魔法系を強化して魔法戦士になったりと、その他で補える自由度は残されている。


  • ドラゴンナイト

戦士。硬い防御や炎系の魔法攻撃など真正面の近接系攻撃スキルが得意。


  • ナイトブレイド

戦士。暗殺や隠密など、ステルス系、および闇系の攻撃スキルが得意。

弊面影たち顔絵


  • ソーサラー

魔術師。デイドラ召喚破壊攻撃などの魔法が得意。

ESOまとめ


  • テンプラー

魔術師。回復バフなどの魔法が得意。

天ぷらアルゴニアン


  • ウォーデン(2017年追加)

自然を基にしたクラス。回復バフダメージいずれにも対応しやすい万能クラス。


  • ネクロマンサー(2019年追加)

主に敵や倒れた仲間の死体などをリソースとして活用するクラス。癖のある回復バフデバフダメージといったテクニカルなプレイが可能。


  • アルカニスト(2023年追加)

アポクリファの力を源とするクラスで、独自のリソースを管理しながら戦う。触手で攻撃したりといった独特な戦い方が可能。


【レベル・スキル・装備】編集

■レベルとスキル編集

レベルは戦闘やクエストクリアなどによる経験値で上がり、体力・魔力・スタミナから選んで上げたり、スキルを選んで上げられる。スキルはクラス固有スキル以外に装備や生産などにもスキルが設定されている。

装備のうち武器は両手武器・片手武器と盾・二刀流・弓・破壊の杖・回復の杖に、防具は重装・中装・軽装で分かれており、それぞれにスキルが存在する。

レベルアップ以外にもスキルを上げる方法はいくつかあるので、探してみよう。

なおキャラクターレベルは最大でLv.50まででカンストとなる。


本作のスキルポイントは主に以下の方法で取得できる。

  • キャラクターのレベルアップ:基本的には1レベル上昇につき1スキルポイント付与されるが、レベルがそれぞれ5の倍数、10の倍数の時はより多くスキルポイントがもらえる。(キャラクターレベルの場合は最大Lv.50まで)。
  • スカイシャード:世界各地に点在し、3つ集める毎に1スキルポイント取得。(ソロダンジョンやパブリックダンジョンにも必ず1つ設置されている)
  • グループダンジョン:各地域に最低一個ある。クリアすることで初回のみ1スキルポイント取得。
  • パブリックダンジョン:ダンジョン内のイベント戦闘を行う事で初回のみ1スキルポイント取得。(グループダンジョンよりも難易度は低めでソロでの攻略もしやすい)
  • 特定クエスト:クリア時に1ポイント取得できるものもある。

■チャンピオンスキル編集

プレイヤーが作成したキャラクターは上限のLv.50に達するとそれ以上レベルは増えなくなるが、既存のスキルとは別に新たに開放されるシステムがチャンピオンスキルである。


チャンピオンスキルは「Skyrim」のスキルシステムと同じような星座スタイルでわかりやすい。キャラレベル上昇時に付与されていたスキルポイントの代わりに専用ポイントである「チャンピオンポイント」(CP)が付与されていくため、CPをチャンピオンスキルに注ぎ込むことでさまざまな能力が順次開放・強化されていく形となる。


CP開放以降はキャラ表記もキャラレベルではなく、CP+数値に置き換わる。カーソルを向けて相手プレイヤーを見た際にキャラ名とともにCP1000とかCP2000といった数値のプレイヤーを見かける事もあるが、そのプレイヤーは「Lv.2000」なのではなく、「Lv.50 + CP2000」という意味になる。


またCPが高いプレイヤーもただ腕っぷしのみが青天井に強いわけではなく、どちらかというとCP1000を超えた辺りからは立ち回りの上手さやセット装備・アビリティ・遺物の方などの方が重要な要素となり、CPはあくまで刺身の上のタンポポ程度の要素となってくる。


なお、時たまに発生する神々の声(アップデート)によっては、チャンピオンスキルの星座構成が変更された事でこれまでに振り分けたチャンピオンポイントが全部リセットされ、そのたびに最初からもう一度振りなおすことになるという場合も。


■装備編集

ESOの装備種類は以下の通り。


【武器】

  • 片手武器・盾
  • 二刀流
  • 両手武器
  • 杖(破壊杖)
  • 杖(回復杖)

【防具】


【装飾】

  • 指輪
  • ネックレス

装備箇所は多いものの、必ずしも重装や軽装など傾向を揃える必要はない。

例えば、軽装メインで防御力も確保したい目的で頭のみ重装を装備することもできる。

(ESOでは一般的に分類すると、重装はタンク向き、中装は近接DPS向き、軽装はヒーラー&遠距離DPS向きと考えられている)


また中にはセット装備も存在し、同じセット品をいくつか装備することで特殊な効果を発揮するものもある。


なお防具には耐久値がしっかり設定されており、0になると破損している間は使用できなくなってしまう。(各地の商人との取引画面で直してもらったり、インベントリの修理キットで修復できる。)

武器は付呪されているもののみ付呪ゲージを消費するものの、武器自体には耐久値は設定されていないので破損の心配はない。

修理方法は主に以下の通り。

  • NPCにゴールドを支払って依頼。(修理費用は序盤だと比較的高い。そのため、すぐさまレベルの上がる序盤ではあえて修理せず、装備が壊れるよりも先にダンジョンや敵から入手できる防具にこまめに交換していくのも序盤の重要ライフハックである。)
  • 修理用アイテムを使用。

【移動】編集

今作はタムリエル大陸全土を舞台にしているが、一枚マップは採用せず、高山や海で区分された多数のマップに分割する表現を採用した。こうしてマップ間を何らかの方法で通過する度にマップデータ読み込みが発生する。

ただし、一つの地域でも隅々まで探索するとかなりバカ広いためやむを得ない措置でもある。

10lvからでも行けるシロディール地方に至っては絶望的なほどの広大さを誇るため、馬は事前に入念に育成しよう。


デフォルトではマップ間の移動は、「徒歩で次の地方まで移動する」、「港の船便に同乗する」、「街外れの荷馬車を使う」といった方法がある。また、一度そのマップで「~の祠」という施設を発見すると、世界の何処からでも地図を開いてその他の「祠」に瞬間移動できる。これが今作でファストトラベルに相当する仕組みだ。

なお、祠から祠同士には無料で移動できるが、任意の場所から祠に移動し続けてると巨額の料金が発生してしまうという謎仕様がある。祠以外にも瞬間移動の目的地にできる場所はある。


移動は徒歩以外に馬などの「騎乗動物」があり、プレイヤーはみんな初期から馬を一頭持っている。設定画面から忘れず設定しておこう。

馬以外にもその他の動物が欲しい場合、ゲーム内通貨やエンデバーポイント(デイリー無料)、ESO運営の機嫌が良い時にはログインボーナスで貰えたり、本当に欲しいものがあればクラウンストア(有料課金)などの方法で入手できる。種類も馬や鹿といったものにとどまらず、ゾンビ風の馬やパンダらしき熊、犬にトカゲに精霊やデイドラ、はては金属製のマシンや二人乗り動物までと多種多様にいる。

街の馬屋は他のカラーの馬をゴールドで売ってくれたり、手持ちの馬の速度や荷重などを上げてくれるトレーナーの役割がある。


ナンバリングのように海や川を潜ることはできないが泳ぐことは可能。

アルゴニアンはパッシブ能力により他種族に比べて泳ぐ速度が速いため多少移動が有利となっている。

ちなみに、移動を想定されていない区域の海や川を泳いでいるとプレイヤーが視覚できない場所から大量のスローターフィッシュが襲い掛かり、いかなるプレイヤーであろうともものすごい速度で体力を削り切られ、死亡してしまう。

特にシロディール地域のスローターフィッシュはピラニア並みの獰猛さでもある設定なのか、プレイヤーはほぼ一瞬に近いスピードで死亡する。

このため無理やり遠くの島へ泳いでいくということは基本的にはできない。(移動を想定されている区域であれば、なんか試しに行ってみたら遠くの島まで泳げる場合もある)


【クエスト】編集

シリーズの伝統に従ってオープンワールドであり、好きな順序で好きなクエストを受注して始めることが出来るし、大部分のクエストは途中でクエスト一覧から右クリックメニューで放棄して受注前の状態に戻ることも可能である。モラグ・バルの計画と戦うメインクエストは、過去作とは異なりゲーム開始直後に自動受注はしない(2023年現在の仕様)。各勢力別に、ダガーフォールカバナントならばダガーフォール、エボンハートパクトならダボンズウォッチ、アルドメリドミニオンならばバルケルガードの街に入ると現れるフードの人物から受注する。


メインクエスト以外に勢力クエストがあり、規模はむしろこちらの方が大規模であったりする。先の実装エリア一覧表にある勢力別第一マップにノリアンウェから飛ばして貰えばクエスト提供者に会える。メインクエストとクエストとして物語に部分的な繋がりもある。よってメインクエストを主に進めたい場合は、メインクエストがレベル不足で進行しなくなるたびに勢力クエストを受注して進めていくとよいだろう。内容は勢力全土を巡りながら、各勢力の抱える問題に対処していくもの。それとは別にある程度レベルが上がると、シロディールでの三旗戦争に参戦するクエストも受注できるようになる。


ギルドもそれぞれギルドクエストがあり、ベースセットでは戦士ギルドと魔術師ギルドのクエストがある。盗賊ギルドと闇の一党は有料DLCを要するので注意。その他、各DLCごとのDLCクエストなどもある。当然ながら小さなサブクエストも無数にあり、タムリエル各地に散らばっている。これらクエストはほぼ見分けがつかないようにクエスト開始マークを付けたクエスト提供者が街に佇んでいるので、ちょっとしたお使いクエストかと思って受注すると、海の向こうの大事件のクエストに巻き込まれたりするのもお約束。クエスト提供者の話はよく聞いてから受注を考えよう。


【勢力】編集

今作では所属する同盟勢力を選ぶようになっており。陣営によって選べる種族が異なる。デフォルトでは種族を選ぶと所属勢力は固定で決まるが、ワンタムリエルアップグレードにより所属勢力以外のマップにも自由に入ってクエストを受注できるようになった。もし種族に応じた勢力クエストに進みたいなら、導入部でノリアンウェの紹介するマップから上述地域一覧での勢力別第一マップを選ぶこと。すなわち、ダガーフォール・カバナントならばストロス・エムカイ(ハンマーフェル)、エボンハート・パクトではブリ―クロック島(スカイリム)、アルドメリ・ドミニオンはケナーシズルースト(エルスウェア)を選ぶことになる。

なおインペリアルが使用可能になる「インペリアルパック」や、同盟の所属や種族を自由に選べる「エクスプローラーズパック」などのDLCもある。




【クラフト・生産】編集

非戦闘要素としてクラフトがある。習得必須という程に重きは置かれていないが、過去作品に比べても多様な生産内容を誇るのでオープンワールドとしてこのゲームを楽しむには有力な手段の一つである。クラフトは以下のようなスキルラインに細分化され、個別にスキルを取得することで生産物の価値が向上していく。

  • 鍛治 金属製の装備。剣・槌・斧や鎧(重装)
  • 木工 木製の装備。魔法の杖、弓、盾
  • 裁縫 布・革製の装備。服(軽装)、革鎧(中装)
  • 付呪 装備に魔力を付与するグリフというアイテムの製作。
  • 錬金術 草木などの素材から薬や毒を作成。
  • 料理 食材を集めて飲食物にする。ゲーム上は飲食物も能力バフアイテムの一種である。
  • 宝飾 指輪やネックレスなどの宝飾品。利用するにはチャプター『Summerset』(サマーセット)の購入が必要(もしくはESO Plusに加入期間中のみ)

鍛治・木工・裁縫は戦士ギルド、付呪・錬金術・料理は魔術師ギルドのNPCがチュートリアルを担当し、修了認定を受けると各街の掲示板でデイリー生産クエストを受注できる。また、最初から可能な上記6種以外のスキルラインも存在するようだ。生産スキルレベルはキャラクターレベルに合わせて計画的に取得すると、自分で生産物を利用する時などにやり易くなる。

今作では武具生産の細分化に伴って、金属関連は「鍛冶場」へ、盾や杖などの木工関連は「木工台」へなど、製作や解体はその分野専用の器具で行うことになっている。製作に必要な素材は大部分を野外で入手する必要があるので、生産を行うなら街道を離れて探しながら旅をすると良い。


【泥棒・スリ・暗殺】編集

ナンバリングではおなじみの泥棒・スリ・暗殺もESOでは健在。

ただし対象はNPCのみとなり、プレイヤーに行う事はできない。


これらにも「泥棒」や「闇の一党」、「盗賊ギルド」のスキルが存在する。

ただし「泥棒」スキルのみベースゲームのみでレベルアップ可能だが、「闇の一党」スキルはDLC『Dark Brotherhood』(闇の一党)が、「盗賊ギルド」スキルはDLC『Thieves Guild』(盗賊ギルド)のDLC導入がそれぞれ必要となる。


なお当然これらの行為をNPCに見られると懸賞金をかけられることとなり、その際に懸賞金ゲージが表示される。

懸賞金ゲージの度合いによってNPCの対応は異なり、軽度であれば呼び止められて賠償金と盗んだ品を求められるだけに留まるが、重度の場合は衛兵が問答無用で襲ってくる。

(ちなみにESOの衛兵は完全無敵なため倒すことは不可能。倒されると強制的に賠償金と盗品没収となる)

NPCは一定の距離まで走って逃げると追ってこなくなる。


懸賞金ゲージは時間と共に減少していき、0になると一般人に戻る。(特定のアイテムで即座に一定分減額させることもできる)

ログアウト中にもゲージは減少していくため、四六時中ゲージが溜まったままという事態にはならない。


入手した盗品は、各街にある”無法者の隠れ家”やフィールドにいる盗品売買人に売ったり洗浄してもらうことが可能。(洗浄することで盗品扱いではなくなる)


【ウェアウルフ化・吸血鬼化】編集

ナンバリングではおなじみのウェアウルフ化や吸血鬼化もESOでは健在。

それぞれ専用のスキルが存在し、成長させることができる。

もちろん治療をして能力をなくすこともできる。


いずれも以下の手順によって使用可能。

(課金以外では感染後に特定のクエストを完了させる必要がある)

  • 特定の時間帯にいるワールド上の特殊Mobに攻撃されることで感染
  • 既にウェアウルフ・吸血鬼能力を持つ他プレイヤーに噛んでもらい感染
  • クラウンストア(課金)によって即座に解放

変身はアルティメットスキル扱い。

吸血鬼は変身前でも通常の吸血鬼スキルは使用可能。ウェアウルフは変身しないと専用スキルを使用できない。


なお、街中などでウェアウルフ化や吸血鬼の王化をすると懸賞金をかけられてしまうので注意。(いずれも変身をしなければ懸賞金はかからない)

また吸血鬼にはステージがあり、吸血鬼化が濃く進むとNPCに恐れられたり一般商人と売買ができなくなるというデメリットもある。(ステージは血を吸うことで進み、血を吸わないことで時間と共に下がっていく)


【ハウジング】編集

ナンバリングTESVでも実装されていたハウジングも本作では健在。

複数ある家から好きなものを購入(多くはゲーム内ゴールドで購入可能だが、一部課金限定のものも)し、好きなように家具などを設置できる。家購入数は制限はなく、その気になれば全ての家を購入することも可能である。


また購入した家は祠のように無料のファストトラベルポイントとして利用できるメリットもあるので、もしハウジング自体に興味がなくても購入するメリットは十分ある。(ただし家のサイズ次第で購入に数百万ゴールドほどかかるものも)


家具は冒険中に拾ったり、レシピを入手すればクラフトで制作も可能で、その数は非常に多い。(中にはナンバリング過去作でおなじみなものもあったりする)


他には収納保管箱を家具として設置することで、いくらかのアイテム保管も可能となる。


【コンパニオン】編集

2021年のアップデート「ブラックウッド」より新規に追加された機能。

ナンバリングTESIVやTESVの従者システムに相当する。

特定のコンパニオンクエストをこなすことで永続的にNPC仲間に加わってくれる。(呼出や別れも自由に切り替え可能)

コンパニオンは戦闘への参加はもちろんのこと、会話をしたり、有効度を上げると各専用のクエストが発生し、最終的にはハウジングで家に客として配置することもできるようになる。

また、コンパニオン自身も最大20レベルまで成長し、装備やスキルの変更も可能なため、ある程度プレイヤーによるカスタマイズも可能。(スキルや装備次第でタンクや回復役など方向性を決められる)

服装もプレイヤーと同じく変更できる。(ただし頭箇所のみ見た目はいじれない)


ただし、現環境ではいずれのコンパニオンも各アップグレードに内包されているため、ベースゲームのみでは利用することはできないので注意。

泣く泣く課金するか、あるいは無料トライアル期間開始と同時に該当地域に飛んでクエストを終わらせ、仲間にしてしまうという強硬手段も存在する。

(無料トライアルが終わっても一度仲間となったコンパニオンが没収されることはない)


2023年時点で実装されているコンパニオンは以下の6人。

名前種族性別クラス必要なアップグレード
バスティアンインペリアルドラゴンナイトブラックウッド
ミッリダークエルフナイトブレイドブラックウッド
イソベルブレトンテンプラーハイ・アイル
エンバーカジートソーサラーハイ・アイル
夜のごとく鋭き者アルゴニアンウォーデンネクロム
アザンダーレッドガードアルカニストネクロム
タンロリンハイエルフ女性ドラゴンナイトショップ課金
ゼリス・バーカジートネクロマンサーショップ課金

果てしなき保管庫編集

ESOの10周年記念絵

詳しくは該当記事を参照のこと。


2023年の10月から実装された、プレイヤー✖︎二人で攻略するタイプのやり込み型ダンジョン。

地図上ではアポクリファ地域内に存在しているものの、DLCを買わずとも無課金でも行けてしまう上にザックザク貴重資源やセット装備・お金が貯まっていくというなかなか便利な場所でもある。

難易度はそこそこ高く、強めのワールドボスでも二人でしばき上げて倒せるくらいの実力が求められる。

またコンパニオンと二人で一緒に行くこともできるため、彼らのレベル上げにも重宝する。


本の蔵書庫内には何十パターンものエリアが存在し、「果てしなき保管庫」に突如侵攻したとある未知のデイドラロードの野望を食い止めることが目的。



【アドオン】編集

ナンバリングでいうところのModにやや近い機能。PC版ではアドオンを導入することでUI面などのカスタマイズが可能となる。(ちなみにESOはデフォルトではミニマップが実装されていないためもし必要な場合はアドオンが必須となる)

ただし本作はMMORPGなので当然だが、ゲームバランスやキャラクターの見た目といったゲーム本体へ直接影響を与える点は手を加えることはできない。


アドオン項目自体は公式が用意しており、アドオン自体は使用するかしないかは本人の自由である。

しかし宝物探しの地図の宝の場所が常時表示されるアドオンや、スカイシャードの位置が初めから全て分かるアドオンも存在するため、ガチ勢にとっては便利かもしれないが序盤から使っては著しくゲームとしての楽しさが損なわれる賛否両論系アドオンもある...ムアイクはアドオンの悪い噂も耳にした。

またプレイヤーにはお馴染み、退屈極まりないこのゲームの釣りのストレスを減らすべく開発されたアドオンも数多い。

(なお、各アドオンの追加機能は公式配布ではなく有志作成によるものなので、動作保証などは自己責任となる)


声優編集

今作では、各国の翻訳にあたり日本からも数十人の声優が参加している。

以下は主要キャラの一部。



キャラクター名声優
上級王エメリック藤原啓治
スカルド王ジョルン佐々木勝彦
アイレン女王本田貴子
クログ王オルシニウム森川智之
マニマルコ平川大輔
リリス・ティタンボーン小清水亜美
キャドウェル卿立木文彦
預言者手塚秀彰
アブナー・サルン伊藤和晃
ナルシス・ドレン花輪英司
エリフ品田 美穂
モラグ・バル中村浩太郎
ハルメアス・モラ加藤清司
ファハラジャード王間宮康弘
シェオゴラス白熊寛嗣
コー三宅健太
ブラックドラゴン佐古真弓
ボルグルル大塚芳忠
ヴィベク加瀬康之
影の中の太陽斉藤こず恵
セリン森なな子
ソーサ・シル清川元夢
ノクターナルよのひかり


関連動画編集

【PV動画】編集


PS4/PS5/Xbox One、Xbox/Series X|S版トレーラー編集

※英語PS4版は2014年リリース



【世界観】編集




関連イラスト編集

ラズにゃんマニマルコ

ESOらくがきまとめエルダー・スクロールズ・オンライン 初めての散策。

ESOマイ生活7周年記念お絵描き



表記揺れ編集

ESO TESO エルダースクロールズオンライン



関連タグ編集

The_Elder_Scrolls


関連リンク編集

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