果てしなき保管庫
いんふぃにてぃあーかいぶ
2023年の10月から実装された、プレイヤー✖︎二人で攻略するタイプのやり込み型ダンジョン。
元々「果てしなき保管庫」は、知識と運命を司るハルメラス・モラの領域に存在しており、あらゆる過去の記憶や知識、これから起こりうる未来について保管されていると言われているが、この常に変貌し続けるインクの図書館「果てしなき保管庫」にとある未知のデイドラロードが突如侵攻したことで、主人公たちが彼女の野望を食い止めることが目的となる。
ステージをクリアするごとに知識の領域の主人であるハルメアス・モラがプレイヤーたちに恩恵を授け、何か一つパワーアップとなる能力を得ることができる。
攻撃に著しく特化したもの、防御に特化したものなどの他に移動速度がとんでもないことになる面白い韻文、敵を弱らせる韻文など多種多様なパワーアップが存在する。
特にボスモンスターを討伐すると常時バフである「予言」が授けられ、集めていくと良いことがあるかもしれない……。
知識と謎に満ちた領域が舞台なだけあり、隠し要素となるものも数多く存在する。
ゲーム本編・地域専用クエストなどでかつて刃を交えたことのあるボスが現れたり、はたまたマップ上の手強いワールドボスやDLCダンジョン、果ては試練ボスなども(ある程度弱体化補正の入った状態で)登場することも。
それなりに手狭なフィールドで戦うこともあり、ステージの大半を占めるほどのでっかい竜型ボスの場合は翼の羽ばたき攻撃+落下のコンボが一番厄介なボスとなることもある。
また、通常の蔵書庫マップでも「略奪者」という著しく強い乱入ボスが登場することがあり、仮に討伐できれば貴重な品々が一気に手に入る。
「果てしなき保管庫」に突如として侵攻した女性型のデイドラ。
この蔵書庫を混沌そのものの状態に変えた張本人であり、ただでさえデイドラの中でもかなりロードに近い部類の実力を誇りながら、保管庫の知識の深淵に触れた影響で保管庫内に何百体もの複製が放たれており、まさに生けるインクの怪物と化している。
「ソアト・レプリカヌム」の英語名はTho'at Replicanumとなり、レプリカのように自身を複製するからこそレプリカヌムなのだろう。
最後のアークで彼女の水晶が例の動物の姿を象るのも、現世タムリエルの書物で最強の生物がそれであるという書籍が多いことにほかならない。
……また、英語名では実装当初「Endless Archive」だったが、何かアメリカの商標関連でややこしいことでもあったのか、気がついたら「"Infinite" Archive」に変更されていた悲しき過去を持つ。