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シロディール

しろでぃーる

Bethesda Softworks開発のオープンワールドRPG「The Erder Scrolls」の舞台となるタムリエル大陸の中央にある地域
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概要編集

シロディール(Cyrodiil)とはタムリエル大陸の中央に位置する地域。

TESシリーズ4作目「Oblivion」の主な舞台となる。


大陸を支配する帝国の首都「帝都(Imperial City)」があるため、地理的だけでなく文化的、政治的にも帝国の中心地となる。

政治的中心地ということもあってタムリエル中の人々が集まり、多種多様な人々が暮らすため、他の地域に比べると人種差別も少なめ。


全体的に草原と森林が多く、北には雪が降り積もる厳しい山岳地帯から南には草木生い茂るジャングル地帯まで様々な風景が見られ、かつてこの地を支配していた「アイレイド」と呼ばれる古代エルフの遺跡が多く残っている。


シロディール中央部のルマーレ湖に浮かぶ島には、アイレイドの遺跡であり帝国の宮殿となる、「白金の塔(White Gold Tower)」がそびえ立っていてその周囲に帝都が築かれている。


帝国およびその主な住人である人種インペリアルのモデルは古代ローマローマ帝国)であるとされている。


住人編集

インペリアル(Imperial)編集

シロディール出身の人種。かつてはアイレイドと呼ばれるエルフの奴隷だったが、アレッシアという女性を筆頭とした反乱によりアイレイドに勝利し、以降シロディールを支配するに至った。

シロディール西部の「コロヴィア人」と東部の「ニベン人」という分派がある。

アレッシアの血族を「竜の血脈(Dragonborn)」と呼び、代々皇帝としてきた。


アイレイド(Ayleid)編集

ワイルドエルフまたはハートランドのハイエルフと呼ばれるエルフの時代(Merethic Era)にに入植してきたアルドマーの一派。

シロディール全域を支配していたが、奴隷のアレッシアの反乱で追いやられ、第一紀終盤には全滅したと考えられている。


地域・都市編集

帝都(Imperial City)編集

シロディール中央のルマーレ湖の島に築かれた都市。白金の塔を中心に街と城壁が築かれており、いくつかの地区に分かれている。

地下には下水道が張り巡らされており、モンスターの住処になっていたり、アングラな人々の集会に使われたり、皇帝の緊急脱出ルートになっていたりする。

インペリアル・シティは本来、人間の建造物ではなく、アイレイドによって建造されたのを人間たちが反乱後に引き継いだもの。


アンヴィル(Anvil)編集

シロディール最西端の都市。

港が築かれ、西部の玄関口となっている。


ブラヴィル(Bravil)編集

ニベン湾畔にある都市。

シロディールで最も治安の悪い場所と言われ、酔っ払い、犯罪者、麻薬中毒者が徘徊し、下水と沼の悪臭漂う街。

シシスと夜母が出会い、闇の一党を結成した場所という伝説がある。


ブルーマ(Buruma)編集

スカイリムとの国境付近のジェラール山地の都市。

シロディール北部の雪が降り続ける厳しい気候ということもあり、ノルド様式の家が建っている。


シェイディンハル(Cheydinhal)編集

モロウィンド国境近くの都市。

そのためダンマーの入植者が多く、その影響が強い。


コロール(Chorrol)編集

シロディール西部のコロヴィア台地にある都市。

戦士ギルド本部が置かれている。


クヴァッチ(Kvatch)編集

アンヴィルとスキングラードの間に位置する都市。

帝都以外では唯一アリーナを有し、シロディールで2番目に大きな街。


レヤウィン(Leyawiin)編集

シロディール南部の都市。

東にブラックウッド、西にエルスウェアに接する。

また、帝都に通じるニベン川の入り口を守る城塞都市でもある。


スキングラード(Skingrad)編集

ゴールドロード中ほどに位置する都市。

商人が多く、裕福な街として知られる。


歴史編集

エルフの時代(Merethic Era)編集

アルドマーの探検家である水先人トパルが発見し、アルドマーの移住が始まる。

エルフはシロディールにいたネディック人を奴隷とした。


第一紀編集

242年‐アレッシアがサンクレトールでアカトシュの啓示を受けアイレイドへの反乱を起こす。

243年‐アレッシアがアイレイドとの戦争に勝利し、アレッシア帝国を樹立。エルフと人間の神を習合し、八大神の宗教を確立。

266年‐アレッシア死去。

2321年‐内乱によりアレッシア帝国が解散する。

2703年‐レマン1世が第二帝国を樹立。

2920年‐レマン3世と後継者が暗殺され、レマン王朝が途絶える。アカヴィリのヴェルシデュ・シャイエが帝国を掌握。


第二紀編集

324年‐ヴェルシデュ・シャイエが暗殺され、息子のサヴィリエン・チョラックが跡を継ぐ。

430年‐サヴィリエン・チョラックが暗殺される。アカヴィリ朝が断絶し第二帝国は崩壊したとみなされる。

533年-リーチの民を統一したブラック・ドレイクのダーコラクが、シロディールを征服し皇帝となる。この征服にはデイドラ教団が手を貸したと噂される。ダーコラク皇帝に始まるリーチの民出身の諸皇帝をロングハウス帝と呼ぶ。

576年-最後のロングハウス帝レオヴィック、デイドラ崇拝の合法化宣言。各地の反乱を招く。

577年-コロヴィア公ヴァレン・アクィラリオス、元老院議長アブナー・サルンらの支援を得てレオヴィックを打倒、帝位に就く。

579年-王者のアミュレットを用いて帝位の正統化を目指そうとしていたヴァレン帝が失踪。アカトシュの結界が失われたとされ、タムリエル各地でデイドラの活動が活発化。

580年‐事態を重く見た諸種族は3つの同盟に別れ、帝都征服を狙う、三旗戦争勃発(The Elder Scrolls:Online)。帝位は皇后のクリヴィア・サルンが代行しているが、支配区域は帝都周辺に限られ、しかもデイドラが出没している。

896年‐タイバー・セプティムがタムリエルを統一。第三帝国を樹立。


第三紀編集

38年‐タイバー・セプティム死去。タロスとして神格化され九大神となる。

389年‐皇帝ユリエル・セプティム7世がジャガー・サーンによって幽閉される。

399年‐英雄によってジャガー・サーンが倒される。(The Elder Scrolls:Arena)

433年‐ユリエル・セプティム7世が暗殺され、オブリビオン・クライシスが発生する。(The Elder Scrolls IV:Oblivion)。


第四紀編集

17年‐コロヴィア人の将軍タイタス・ミードが第三帝国の皇帝になる。

171年‐アルドメリ自治領と帝国の大戦が勃発。

174年‐侵攻してきたアルドメリ自治領により帝都が占拠される。

175年‐帝国軍が帝都奪還。「白金協定」締結により大戦終結。



関連イラスト編集

インペリアルシティoblivion - green emperor way


関連動画編集

※第二紀580年代ごろの様子



関連タグ編集

The_Elder_Scrolls タムリエル

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