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概要編集

ユリエル・セプティム七世(第三紀346 – 433年)はタムリエルタイバー・セプティムが建てた第3帝国の21代皇帝(24代とする資料もある)。

『The Elder Scrolls』シリーズ1~4になんらかの形で主人公に関わる、ある意味ではシリーズの最重要人物。

英語での表記は「Uriel Septim VII」。

TES:ARENAでは地元の演劇の学生、TES2:DAGGERFALLではジョン・ギルバート、TES4:OBLIVIONではパトリック・スチュワートがそれぞれ演じている。


ユリエルは皇帝として第三紀368年に即位し、433年に暗殺されるまで65年間帝位に就いていた。

王妃カウラ・ヴォリアとの間に正当な世継ぎとしてアリエラ、ゲンダル、エンマン、エベルをもうけた。それ以外に公的に認知された婚外子カラクセスと、公的に認知されていない秘密の隠し子マーティンという子供がいる。

タイバー・セプティムから連なる「竜の血脈」であり、予知夢のような能力を持っていたという。


経歴編集

父ペラギウス・セプティム四世が第三紀368年急死すると22歳の若さで即位。父のタムリエル統一、特にモロウィンドとブラックマーシュといった帝国が掌握しきれてない東方地域への同化政策を引き継ぐことになる。

そのモロウィンドへの外交の中で帝国魔闘士ジャガー・サーンがユリエルの信頼を獲得し、側近となる。

389年、サーンは突如としてユリエルを裏切り、オブリビオンの次元に幽閉すると幻惑魔法でユリエルになりすまし10年あまり帝国を支配した。後に「帝国幻影事件(Imperial Simulacrum)」と呼ばれる。

399年、ユリエルは1人の英雄の活躍によりオブリビオンの次元より救出される(TES1:ARENA)。

オブリビオンにいる間は、時間の概念がなく常に悪夢を見ているようだったと語っている。この事件を契機に野心に溢れ、圧倒的な軍事力を持って侵略し、外交で便宜を図るといった大胆な政策を取っていた皇帝はブレイズの諜報員を使って極秘裏に内政を進める我慢強く用心深い皇帝へと変化し、サーンの支配により荒廃した帝国の再建を行っていった。

そんな中、405年にユリエルは1人の囚人を密偵として選び出し、ハイロック地方へと派遣する。その密偵の活躍もあり、後に「西の歪み」「平和の奇跡」と呼ばれる事件によって数多くの小王国が乱立するハイロックがダガーフォール、センチネル、ウェイレスト、オルシニウムの4つの王国に再編され、帝国の配下に入ることとなった。(TES2:DAGGERFALL)。

427年、ユリエルは東方モロウィンドに伝わる「ネレヴァリンの予言」に合致する囚人を選び出し、ブレイズの工作員とするべくヴァーデンフェル島へ派遣する。囚人はモロウィンドの英雄「ネレヴァー」の転生体ネレヴァリンであると判明し、モロウィンドを脅かすダゴス・ウルを討伐。その際モロウィンドを支配する「トリビュナル」の力の源であった「ロルカーンの心臓」も破壊されたため、トリビュナルは力を失い全員死亡した。トリビュナル亡き後の統治は帝国派であるフラール家のヘルセス王が行うこととなった(TES3:MORROWIND)。

433年、デイドラカルト「深遠の暁」が皇位継承者たちを暗殺する事件が勃発。危機を感じたユリエルは数人のブレイズと共に帝国地下牢の秘密の抜け道を通って脱出を試みたが刺客に襲われ命を落とすことになる。しかし、死の直前に偶然帯同することとなった囚人に「王者のアミュレット」と生き残っている隠し子の情報を託しており、その囚人はブレイズのボーラスの導きもあり地下道を抜け出すことに成功する。その後、囚人は「竜の火」の加護をなくし各地で「オブリビオンの門」が開き、デイドラが侵攻してくる地獄と化したシロディールで最後の「竜の血脈」マーティンを探し出し、後に「オブリビオン・クライシス」と呼ばれる事件を終わらせた(TES4:OBLIVION)。

マーティンは皇帝に即位するが、帝都に顕現したメエルーンズ・デイゴンを追い払うため自らを依り代にアカトシュを召喚し死亡したため実質的にはユリエルがセプティム朝最後の統治者である。


関連タグ編集

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