概要
仏壇とは、仏教徒の家の中に常設された、仏を祀る厨子である。宗派によっては、家族の死者を祭る祭壇でもある。
仏教寺院の仏堂を模した作りになっており、伝統的には、阿弥陀如来の光り輝く浄土を表現するために金箔を張った金仏壇と、金箔を張っていない唐木仏壇に分かれる。
内部には仏像(または仏画の掛け軸や名号軸)や位牌(または法名軸)を納め、その前で仏事を催す。
主に日本で普及しており、外国の宗派では仏壇として常置するとは限らない。
また、日本では浄土真宗の信徒の間で初めて普及したため、様式やサイズは浄土真宗との関わりが強い。