ジェイ・ザルゴは大成するよ。それは間違いない。
The_Elder_Scrolls:V スカイリムに登場するカジート(Khajiit)の魔術師。
シロディール語(英語)表記では「J'zargo」。Skyrimの日本語訳では「ジェイ・ザルゴ」になっているが、本来的な発音では「ジザルゴ」とか「ジュザルゴ」の方が近い。
概要
破壊魔術が得意であり、魔法大学の学長にあたるアークメイジを目指している野心的な見習い魔術師。自信家だが自分の未熟さも理解しており、見た目に似合わず勉強家でもある。
魔法について勉強するために各地方の大学を吟味していたものの、どこも戦争・政争に明け暮れていたため、第一志望ではないものの戦火から離れたスカイリムのウィンターホールド大学を選び入学した。
大学の学生寮(達成の間)では、ドヴァキンの隣室。よくドヴァキンの部屋に入り浸っていて、目覚めると枕元に座っていたりする。例えドヴァキンがか弱き少女でも、ジェイ・ザルゴはいっさい遠慮しないよ。衛兵さんこっちです。好意的に考えると、冒険に同行したいだけなのかもしれない。実際、主人公と冒険に出ることは嫌いじゃない模様。
ジェイザルゴの実験
固有クエストとして、ジェイ・ザルゴが改良した巻物のテストを依頼される。
火炎マントの改良魔術であるこの魔法は、ジェイ・ザルゴの言葉通り「アンデッドを一瞬でカリカリに焼き上げてしまう」魔法だが、実は使い手さえもカリカリに焼き上げてしまうという洒落にならないデメリットがある失敗品。
なんとか生き残ってジェイ・ザルゴに報告すると、自分の非を認めつつ感謝を示し、従者になってくれるようになる。
キャラ性能と評価
従者キャラとしては典型的な後衛魔法使い。破壊魔法を好んで使い、継続放射魔法を垂れ流すことが多い。不死属性こそないものの、重装適性も持つため意外に死ににくく、レベル上限の制限がない従者なのでレベルは無限大に成長し続ける。つまりは、ジェイ・ザルゴは大成するよ。それは間違いない。(※1)
難点としては、レベルは上がってくれるのに上級魔法は覚えてくれず、最後まで初級魔法に頼るので火力が微妙なところ。逆に言えばガス欠を起こしにくくしぶとく戦ってくれるので、使いやすいとも言える。
一応魔術師タイプの従者にしては珍しく片手武器にも適性があるが、基本的に魔術師のAIはマジカ切れ状態で尚且つ接近されていないとほとんど近接武器を使わないため、上述の特徴からマジカ切れを起こしにくい彼は更に使用頻度が低く、ほぼ飾りとなっている。
比較的容易に仲間にできるカジートで、その可愛さと愉快な台詞、性能から従者の中では中々人気が高い。ただし、先述の通り火力が微妙なため使い続けるには愛が必要。またどれだけ愛を注いでも結婚は出来なかったりする。
- 従者レベルはプレイヤーキャラクターのレベルに合わせて設定される。各スキルのレベルを上げていくのに連動してプレイヤーレベルのメーターも貯まっていく仕様。Skyrim初期からのバージョンでは(全てのスキルをLv.100にした場合)当初のプレイヤーレベルの限界はLv.81だった。SkyrimのアップデートパッチVer1.9からはスキルを周回して取り直せる「レジェンダリースキル」のシステムが導入されたことにより、現在はプレイヤーレベルの制限が無くなっている。