解説
アルトマーの上級魔道士。
エルフ至上主義を掲げてアルドメリ自治領を治める連合政府『サルモール』のメンバーで、スカイリムの魔術師学校ウィンターホールド大学の動向を監視するため、顧問の名目で派遣されてきた。
大学の調査隊がサールザル遺跡で発見し、搬送してきた謎の魔道具『マグナスの目』に着目。
独自に暗躍して情報を集め、『マグナスの目』を奪取してサルモールへ持ち帰ることを目論むが、欲に取り憑かれたアンカノは『目』から強大な魔力を引き出して暴走させ、アークメイジのサボス・アレンとマスターウィザードのミラベル・アーヴィンを殺害してしまう。
古きウィザード集団・サイジック会の導きを受けたドヴァキンは、『目』に対抗するためのカギとなる『マグナスの杖』を入手し、彼との戦いに臨む。
いかにもな悪人面と尊大な態度、皮肉屋でいちいち突っ掛かるような物言いなど、清々しいほどにわかりやすい悪役キャラ。
また、名目上とはいえ一応大学顧問という重役でありながら、どういうわけかやたら貧乏臭い部屋をあてがわれていることも、よくネタにされている。大学メンバーからも煙たがられているものの、同族のニルヤからは「でもよく見ると結構美形なのよね」と言われている。よかったね。
なお大学クエスト進行中のアンカノは特殊なファクションに所属しており、大学内に味方が存在しない。イベントの都合上敵対する事もなく不死属性もついているので、うっぷん晴らしにファスロダぶちかまして遊ぶドヴァキンもいるとか何とか……何はともあれほどほどに。
最後は魔力が暴走する『目』を『杖』で封じられて絶対防御を破られ、『目』からあふれ出した異形魔法やら何やら、様々な要因であっさり死亡。
断末魔の「嫌だぁっ……」は必聴。栄光に浴する事もできず、こんな辺境の地で死ぬのだから是非もなし。
彼を倒した後、その死体に死の従徒(半永続的にゾンビ従者として自身に従わせる魔法)をかけて、鬱憤晴らしに彼を下僕やサンドバッグとして飼いならすドヴァキンもいる。