概要
ステゴウロスの命名とともに提唱された鎧竜のグループで、白亜紀の南米、オーストラリア、南極に生息していたグループ。鳥脚類のエラスマリアと同様に、ゴンドワナ大陸で独自の進化をしたとされている。
一部の種はかつてノドサウルスに近縁と考えられたが、近年の研究によると既知の鎧竜とはジュラ紀頃に分岐したとされている。全長は最大でも4m以下と北半球の鎧竜より小型だが、大きな頭部に加え、マクアウィトルのような形状の尾が特徴であった。
その他の特徴も北半球の鎧竜とは大きく異なるが、良好な骨格の見つかっている種はステゴウロスくらいであり、まだまだ謎の多いグループでもある。