スピコメルス
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すぴこめるす
ジュラ紀中期のモロッコに生息していた爬虫類。正確な分類は不明だが鎧竜とされることが多い。
鎧竜として記載されたが、この分類を疑問視する声もある。
属名は「棘の首輪」の意味。
知られている化石は肋骨の一本だけだが、真皮のスパイク構造が肋骨に癒合した奇妙な構造をしており、既知の化石とは大きく異なっていた。
原始的な鎧竜類として発表されたが、まだ化石証拠が少なく全く異なる分類の生物である可能性もある。
化石は2019年に化石ディーラーから入手したもので、当初は偽物とされていたがCTスキャンの結果本物の化石という結果が得られた。
余談だが、鎧ではなく棘がある鎧竜類ということで、Twitterでは国内外問わず「アンギラス」と例えられていた。
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