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概要

体長6cmに達し、巨大な顎をもつ世界最大のハンミョウである。


メスの顎はほぼ左右対称だがオスは左右非対称

この左右非対称の顎は交尾の時にメスの腰をしっかりと掴むための道具である。


左右非対称になった原因は前述の機能を維持すると同時に効率的な捕食能力を失わないようにするらしく、両方長くなると獲物を上手く確保できず、逆に両方短くなると上手く雌を掴めないといわれる。


闘虫映像(後述)で過剰に盛り上げるものの、その生態は明らかになっていない。南アフリカ共和国等、アフリカ南部に主に生息。雨上がりに姿を現れ、ハンミョウらしく動きは非常に俊敏であるが一般のハンミョウと異なり飛行能力を失っている。


闘虫映像での扱い

肉食甲虫界のラストエンペラーと名付けられ、虫同士で対決する番組『虫皇帝』でこの甲虫が出場した時の容姿がクワガタムシと勘違いする程似ている。(面構えや身体つきをよく見るとちゃんとハンミョウだが)


性格は他のハンミョウと比較しても非常に凶暴

その戦闘力は、インドネシアに生息するリオックと肩を並べる。


オオエンマハンミョウが持つ恐るべき能力とは、とにかく俊敏、かつ恐ろしく頑丈で極めて獰猛であること。

その為、ほとんどの毒虫は毒針や毒牙を簡単に弾き返され逆に顎で執拗に噛み付かれて出血死して敗北するという末路を辿っている。また執念深い性格で一度噛み付くとなかなか離さず、オサムシマイマイカブリは首を噛み付かれた結果ねじり折る形で切断され、カブトムシは背中側からも穴を開けられている。





オオエンマハンミョウを破った昆虫は?


俊敏でタフ、恐ろしく凶暴なオオエンマハンミョウだが、この甲虫を破った虫はいる。


マレーシアに生息する毒蠍、マレーキャンサーと、クワガタ界でもトップクラスの強豪、スマトラオオヒラタクワガタ、世界最大の巨大サソリとしてお馴染み、ダイオウサソリの三種類である。


その内マレーキャンサーは苦戦の果てに足の関節に毒針を打ち込んでのKO、ダイオウサソリは粘りに粘っての判定勝ちだが真っ向から渡り合った上で勝利したのはスマトラオオヒラタだけである。

スマトラオオヒラタ戦では運悪く大顎にとらわれ、そのまま挟み潰されて敗北した。


また、オオエンマハンミョウの♀だがマンディブラリスフタマタクワガタには判定負けしており、ブラックキラーヒヨケムシは俊敏な動きでオオエンマハンミョウの攻撃をかわして引き分けに持ち込ませている。


意外なる弱点

実をいうと、オオエンマハンミョウは防御力は非常に高い一方攻撃力はさして高くない。

実際に延髄と言った急所に噛み付いた試合を除いては何度も執拗に噛み付いて相手を弱らせるようにして倒しており、その為防御力の高い大型のカブト・クワガタとは相性が悪く、大人しい小型の甲虫でも装甲が分厚いと仕留めきれないことも少なくない。


最強王図鑑


「昆虫王最強王」と「異種最強王」、アニメ版の3作に登場し、前者ではシード枠の1体として出場している。本作では他の動物と戦闘することを考慮し、1.03mという巨大サイズとなっている。


昆虫王ではリオックオニヤンマの強豪虫相手に大顎による切断力を駆使して勝利するも、準決勝の相手であるヘラクレスオオカブトにはその攻撃が通用せず、正面に立ってしまった結果そのまま投げ飛ばされて敗北した。


続く異種最強王ではキリンアンキロサウルス相手に奮闘。ここでも得意の切断攻撃でキリンに致命傷を与えたものの、続くアンキロサウルス相手には通用せず、最後は体の下に潜り込んだところを押し潰されて敗北となった。


アニメ版では第5話に登場し、こちらではケツァルコアトルスと戦闘。選手紹介時にいきなりケツァルコアトルスの顔に飛び付いて攻撃するという反則行為を然り気無く行っていた。

途中でケツァルコアトルスの嘴に捕まれ、高所から落とされてダメージを負ってしまったものの、俊敏な動きと必殺の大顎による一撃で相手の首を挟んで攻撃し、その痛みでケツァルコアトルスを鍾乳石に激闘。その後オオエンマハンミョウは地面に落とされたものの、ケツァルコアトルスが戦意喪失をして洞窟の外へ逃げ出した為勝利となった。



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昆虫 甲虫 ハンミョウ

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