曖昧さ回避
スペック
機体名 | アンキロックス |
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英表記 | ANKYROCKS |
番号 | ZW21 |
所属 | シュプリーム団(SUPREME) |
分類 | アンキロサウルス種 |
骨格分類 | 4足恐竜骨格 |
異名 | 暴れる回転岩棒 |
全長 | 9.6m |
全高 | 2.6m |
重量 | 40.0t |
最高速度 | 151km/h |
発掘地域 | ワイルド大陸 平原地帯 |
IQ | 92 |
本能解放技名 | 金剛旋撃衝(こんごうせんげきしょう) |
搭乗者 | アボカド |
ステータス |
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武装 |
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装備 |
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クラス | M |
動力 | モーター |
発売日 | 2019年3月23日 |
価格 | 3000円(税抜) |
組立時間 | 分 |
概要
背中に頑丈な装甲を持ち、尾による攻撃を得意とするアンキロサウルス種の中型ゾイド。
普段は比較的温厚で移動スピードは遅いが、背中のアーマーのロックバックは高密度・高硬度でありながら中空になっており軽量で、四肢が頑丈なこともあって運動性は高い。ロックバックは頑丈なものの、アーマーの数は少なく総合的な防御力は低めとなっている(それでもディフェンスの値は7と高い方であるが)。
弱点である底面を重心を低くして守り、ロックバックと側面から突き出た骨であるウイングリブにより防御しながら、尻尾による攻撃の隙をうかがう戦法を得意とする。本能開放すると伸びたメイステイルが180度折れ曲がって背中の上に展開され、更に先端のバッシュボーンを展開して攻撃態勢になる。尚、ロックバックとバッシュボーンは地中に埋まっている期間が長いほど、頑丈になると言われている。
本能解放技はメイステイルを高速回転させ、それによる遠心力で強化させたバッシュボーンによる打撃を繰り出しながら周りの敵を粉砕する『金剛旋撃衝』。
アニメではシュプリーム団のアボカドの相棒として登場。しかし、第37話においてディメパルサーのファイナルマッドオクテットによって洗脳されデスメタル帝国の手に落ちてしまい、四天王キャビアのゾイドとなってしまう。
その後レジスタンスとの戦いにおいて破壊の限りを尽くし、第44話にてアボカドの前に再び現れる。対峙したアラシとワイルドライガーは仲間のゾイドであるために手を出せず苦戦するが、このままデスメタルの手先として破壊活動に使われ続ける事を危惧したアボカドは、涙ながらにアンキロックスを倒すよう懇願。その思いを受けたワイルドライガーのキングオブクロースパイラルによって胴体を両断され倒された。こと切れる直前、アンキロックスは僅かの間だが正気を取り戻しており、かつての相棒に看取られながら息を引き取った。
ゾイドワイルドZERO
ゾイド因子が満ちた自然地帯でダークグレーの野生体が登場。
同じく野生体のディメパルサーと取っ組み合いをしていたが、未来で上記の結末をたどると考えると皮肉な話である。
キットについて
2019年3月発売。キットはガブリゲーターの一部のパーツが流用されている。モーター駆動タイプではあるが、ワイルドブラストへの移行は手動で行う(尻尾をぶんぶん振り回す関係上、自動にすると危ないので当然ではある)。
スイッチを入れると口を開閉しながら頭部と尻尾を左右に振りつつ前進。メイステイルを垂直に立てて本体にセットしたワイルドブラスト状態では、メイステイルを振り回すアクションを行う。
流用パーツの都合上脚を深く曲げて姿勢を低くしており、現在主流となっているアンキロサウルスの想像図とは大きく異なっているが、一応前述のように「弱点である底面を晒さないようにするため姿勢を低くしている」と設定面でフォローされている。
余談
- アンキロサウルスモチーフのゾイドとしてガンブラスターがいるが、背部に突き出した無数の砲塔も相まってかあまりモチーフ元には似ておらず、モチーフに忠実なデザインかつ格闘特化型の鎧竜型ゾイドはアンキロックスが初となる。他の鎧竜型ゾイドとしては、ブロックスゾイドのボルドガルドが有名。
- キットはロックバックの色や形状が板チョコレートを連想させると話題になっており、公式の紹介動画でもタイトルに「チョコレートゾイド」と付いてネタにされている。
- 続編の『ゾイドワイルドZERO』では軍用ゾイドとして配備されている様子は見受けられないものの、第1話の冒頭にてゾイドクライシスから復興した世界の街中で他のゾイドと共に道路をのし歩いているのが確認できる。