概要
所属 | デスメタル帝国 |
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ゾイド | ガブリゲーター、アンキロックス(第37話~44話)、パキケドス(47話以降) |
cv:奈良徹
青白い肌と猫背体型が逆立った髪が特徴的でガブリゲーターを駆使するデスメタル帝国のデスメタル四天王の一人で通称「狡猾のキャビア」。
アラシから狡猾を豚骨(ドレイクと比べると無理やり感があるが)と間違われ、その髪型から「ホウキ頭」と言われている。(髪型に関しては部下からもそう思われていた模様)
都市のひとつ「カンゴク」を恐怖政治で支配する。また、カンゴクの支部的存在であるゾイド開発研究施設の最高責任者でもある。
どこかおどけたような口調で話すが今までに9999人を消し去ってきたと豪語し、部下すら容赦なく始末する等、本性は冷酷な性格。
その方法は相手を地下に落とし、そこに待機させているガブリゲーターに噛み殺させるという何ともエグいものでその行為を「ガブる」と表現する。そのような経歴故か人やゾイドの命が奪われることを何とも思っていないどころか、アラシ達が捕らえられたことを知ると「早くガブりたい」と呟いており、命を奪うことそのものを楽しんでいるかの様な節すら見受けられる。
また狡猾に相応しく言葉を巧みに利用し、罠仕掛けるなど卑怯な戦法を得意とし、処刑1万人目にオニギリを選び、助ける代わりに複製デスメタルキー開発の手伝いを要求する(実際はゾイド救出の作戦に利用されたが)など人の弱みに付け込む行為を平然とする。
他方で割と神経質な部分もあり、開発研究施設の一つである「ロウヤ」がアラシ達に壊された際には、それより前に彼の相棒であるワイルドライガーの捕獲に失敗したドレイクにわざわざ電話をかけてまで苦情を言っていた。
一方、就寝時には普段は逆立っている髪を下ろして目を「3」のような形にし、相棒と同じワニの抱き枕を抱いているという何ともコミカルな姿を見せる。
尚このワニの抱き枕は「ワニちゃん」と設定になっている。(参照)
戦闘では、真正面から戦うようなことはほとんどせず、開戦早々降参して改心したフリをかまし、相手が油断したところを罠で攻撃するという二つ名に恥じない卑劣な物であり、アラシとの戦いでもそれを遺憾なく発揮して相手を苦しめた。
しかしそのせいで逆に手の内を読まれてしまい、キングオブクローでガブリゲーターから叩き落された挙句、その際に落とした罠のスイッチをライガーが意図せず(それともワザと?)して発動させたことによって、空の彼方に吹っ飛ばされた。
四天王の中で初めての敗北者となり、アラシは「四天王を倒した男」として以降敵味方を問わず注目されるようになる。
但し、上記の通りキャビアは終始まともに戦うことがなかったため、その真の実力は不明。
その後しばらく出番がなかったが、第32話にて久々に登場。カンゴクを解放された為、デスメタルのゾイドカスタム工場の責任者に左遷されていたことが明らかになった。
仕事中は常に浮かない顔をしている一方で、一度敗北を喫した為か戦闘時では今まで以上に狂気を感じさせるハイテンションになり、敵を蹴散らすガブリゲーターを見て恍惚とする様から新たに「恍惚のキャビア」を自称している。
第37話~44話は元々はシュプリーム団のアボカドの相棒であったアンキロックスを47話以降は同じくシュプリーム団のガーリックの相棒であったパキケドスを搭乗するようになる。
最終決戦ではトリュフと共に数の暴力と洗脳したパキケドスとグラキオサウルスを利用するという卑怯な手段でフリーダム団とシュプリーム団を追いつめるが駈け付けたファングタイガーによってパキケドスとグラキオサウルスの洗脳は解かれては形成逆転され、最後はデスメタル帝国の生き残りと共に刑務所送りになる。