スペック
機体名 | ガブリゲーター |
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英表記 | GABRIATOR |
番号 | ZW06 |
所属 | デスメタル帝国(ゾイドワイルド)帝国(ゾイドワイルドZERO) |
分類 | サルコスクス種 |
骨格分類 | 4足獣(長胴短足)骨格 |
異名 | 悪魔の鰐顎 |
全長 | 10.2m |
全高 | 2.3m |
重量 | 37.6t |
最高速度 | 205km/h |
発掘地域 | ワイルド大陸 密林地帯 |
IQ | 72 |
本能解放技名 | 顎関節地獄噛(がくかんせつじごくがみ) |
搭乗者 | キャビア(ゾイドワイルド) |
ステータス |
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武装 |
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装備 |
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クラス | M |
動力 | モーター(単4形乾電池×1本) |
発売日 | 2018年6月23日 |
価格 | 3000円 |
組立時間 | 約40分 |
概要
奇襲戦闘が得意なサルコスクス種の中型ゾイド。「ミストディスチャージャー」によって霧を発生させることができ、相手の視界を奪う。また、発掘地域によってシクスキラーファングの長さが異なると言われている。本能を解放すると上半身が伸長して巨大な口となり、強力な顎「クランブルジョー」で相手を噛み砕く。本能解放技はより力を増したクランブルジョーと口内部の「メタルミキサー」で敵ゾイドを粉々にする『顎関節地獄噛』。ただ、クランブルジョーを開けた際は搭乗席も一緒に持ち上がってしまう。
アニメでの活躍
デスメタル帝国四天王の一人・キャビアの搭乗ゾイドとして登場。本格的に姿を現すまでは処刑具としてゾイド・人間問わずクランブルジョーで葬り去るシーンがあり、その数は人間だけでも9999人に及ぶ。
「オニギリがカンゴクの研究施設を破壊している」と報告を受けたキャビアと共に登場。その際に敵前逃亡したラプトールを咥えており、その後投げ飛ばして見せた。直後に強制解放してワイルドライガーと戦い一時水中に引きずり込むも喉を引っ掻かれ解放してしまう。陸上での戦闘では、キャビアの性格上まともに戦うことをせず、罠に頼った戦いをする。最終的にはミストディスチャージャーを使い奇襲攻撃をかけるも、既にその位置を見破っていたアラシとライガーの前に敗れる。
第32話にて再登場した際は青い装甲がベージュに塗り直され、更にキャビア自身の手でカスタマイズを施されたことでワイルドライガー、ガノンタス、スコーピアを同時に相手取っても圧倒出来る程にまでパワーアップを遂げていた。
第37話ではさらにパワー、スピードを上げ、スコーピアの左ハサミを噛み砕いたが、突如現れたファングタイガーによって下顎を逆に噛み砕かれた隙に、スコーピアの「ヒット&デス」と、ハンターウルフの「ハウリングシャウト」を浴びて機能停止した。以降キャビアはディメパルサーの「ファイナルマッドオクテッド」によって洗脳したアンキロックスやパキケドスに騎乗している。
バリエーション
ガブリゲーターカリオン
Nintendo Switch用ソフト『ゾイドワイルド キングオブブラスト』に登場する亜種。
湖に生息しており、その鮮やかな装甲は不思議なパターンの溝で覆われ水中では光を反射して全く見えなくなる。
帝国軍仕様
『ゾイドワイルドZERO』に登場。深縹色の装甲の一部が紺色に塗られている。背部にはA-Z10連マニューバミサイルポッド2基を搭載。帝国軍の水陸両用ゾイドとして多数配備されており、第3話ではスナイプテラの演習の標的として使用される場面もある。
ゲームでは
Nintendo Switchソフト『ゾイドワイルド_インフィニティブラスト』ではやたらトリッキーな能力を持つ。
触れると爆発する3つの風船を出す「バルーンアタック」、入ると爆発するエリアを展開する「スナイプマイン」、そして最大の特徴は一瞬で相手の真後ろに移動できる「ミストミラージュ」。デスブラストすると霧を発生することができ、攻撃を食らって消されてもデスブラスト中はミストミラージュ発動で何度でも霧を出せる。
なおミストミラージュで消えた瞬間にデスブラストを発動すると仕様かは不明だがデスブラストのカットインでガブリゲーターが消え、武器を装備していた場合は武器のみが浮いている(よく見るとうっすらガブリゲーターのシルエットは見える)というシュールな演出を見ることが出来る。
余談
- モデルになったサルコスクスは最大体長約12mだが、ガブリゲーターは10.2mと、モデルとなった生物の大型個体よりも体長が短い。モデルの生態が似ているが、モデルとなった生物の大型個体よりも体長が短いのは例えばスピノサパーやブラキオスと似ている。
- ワニ型ゾイドでアニメへの登場を果たしたのは地味にガブリゲーターが初となる(レオゲーターは『ゾイドフューザーズ』にて登場しているが、ライオン型にも変形するため、純粋なワニ型ゾイドとは言いにくい)。
- ガブリゲーターの名は2013年にタカラトミーより発売されたワニを模ったプルバック走行タイプの玩具『ガブQ』のラインナップの1つとして既に使われており、公式サイト内の解説では「ガブQ界を追放され、闇の底から蘇ったガブQ」とのこと。