恐竜鬼ング

きょうりゅうきんぐ

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場するヒトツ鬼が変貌した、ヒトツ鬼ングの一体。

「ウウウウゥーーッ!!」

スーツアクター:草野伸介

データ

身長/52.1m

体重/2136.1t

スキン/ティラノザウルス

概要

倒された恐竜鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した、巨大な恐竜モデルのヒトツ鬼ング。

頭部が恐竜鬼の物と同型のティラノサウルスの頭蓋骨になった、装甲を纏った怪獣の如きスキン・“ティラノザウルス”を身に纏っている。

その一方で首が縦に延長されており、多少人型のバランスが崩れた見た目になっているが、遠目には恐竜の頭蓋骨をあしらったバケツ型の兜や頭巾を被っている様にも見える。

その力強い容姿に違わず、はるかな大地を踏みしめて恐竜のように敵目掛けて突進する、ダイナソースキルを得意とする。

更に頭部の縁から超伝説の「ソニック衝撃波」を放つ事で相対する物を吹っ飛ばし、周囲を蹂躙し尽くす。

裏を返せば地上を走っての直線的な動きしか取れない為、空を飛ぶ事で三次元的な機動戦を展開可能なドンオニタイジンとの相性は悪かったとも言える。

活躍

撃破された恐竜鬼の欲望が暴走した事で誕生。脳人レイヤーに顕現後は周囲の建造物を適当に壊し回っていたが、程無くドンオニタイジンが降臨し対決に入る。

睨み合いが続き、先手をとって突進攻撃を喰らわせようとするもひらりと躱され、ならばとソニック衝撃波を放って消し飛ばそうとするも、みほのまじないでいつ無くやる気満々のキジブラザーが奮起し、大きく側転ジャンプを行なって回避。その際カウンターを喰らって怯んでしまう。

しかも、幾多の戦いを乗り越えて成長したドンブラザーズの息の合った攻撃によって怯んで、大きく蹴り飛ばされてしまい圧倒。そして最期は、起き上がった所を「一騎桃千・ドンブラパラダイス」で一刀両断され敗北・爆散。

描写は無かったが宿主の青年や恐竜鬼に消された人達も無事解放された模様。

また撃破時にドロップされたジュウレンジャーアバタロウギアはドンドラゴクウが回収。更にドラゴンレンジャーアバタロウギアへと変化を遂げた。

余談

• モチーフは大獣神…では無く守護獣ティラノザウルス。スキン名が一般的な名称である「ティラノ“サ”ウルス」では無く「ティラノ“ザ”ウルス」になっているのが芸が細かい。後に「ティラノサウルス」のスキン名を持つヒトツ鬼ングも登場した。

• 今回大獣神では無く敢えて守護獣ティラノザウルスを選んだ理由として3回続けて大獣神モチーフのキャラを出している(しかも関連タグの後者は完全なる味方ポジ)の為、敢えて変化球を出されたと考えられる。

※イメージ画像

関連タグ

暴太郎戦隊ドンブラザーズ　ヒトツ鬼ング 恐竜鬼

守護獣ティラノザウルス

騎士竜鬼ング、獣電鬼ング、爆竜鬼ング:恐竜系戦隊モチーフのヒトツ鬼ングの前例。

恐竜キング:同音異義語。因みにニチアサ枠でアニメもやっていた。

豪獣レックス：守護獣ティラノザウルスモチーフの先輩。但し、こちらは味方サイド。

リュウオーン、豪獣神、ジュラン/ゼンカイジュラン/ジュランティラノ/スーパーゼンカイオージュラン：ジュウレンジャーのメカモチーフの先輩だが、こちらは大獣神モチーフ。

竜人兵ジャリュウ、邪悪竜リンドム、大邪竜ドルド:その他のジュウレンジャーの巨大ロボモチーフの先輩方。

ギガノイド第4番「復活」：化石と恐竜をモチーフとした2代目恐竜スーパー戦隊の巨大戦力。