「ウゥゥオォォォーーッ!フンッ!」
データ
身長/51.1m
体重/2095.1t
スキン/マックス火山
概要
倒された地球鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した、巨大な地球モデルのヒトツ鬼ング。
真っ赤な溶岩が溢れ出し、炎が吹き出した様な突起が顔から突き出した火山の如き頭部を持ち、全身のいたる外装がマグマの様なオレンジ色のカラーリングになったスキン・“マックス火山”を身に纏う。
ボディは人型のヒトツ鬼ング共通の物だが、黒一色だった胸部の鬼の形相が青色になっている。
スキン名に違わず頭部から溶岩を連射する事が出来、相手のいるゾーン目がけて噴火させる、危険度MAXのマグマスキルを得意とする。
更に怒ると側頭部から蒸気が吹き出して徐々に怒りで自らをヒートアップさせ、最終的には怒りの炎で相手を燃やし尽くしてしまう。
文字通りの火力の高さを有したヒトツ鬼ングだが、本領はその場に留まっての砲撃の為、マグマ弾を凌がれて接近されると防戦気味になる難点も抱える。
似た様に頭部からの砲撃をメイン攻撃とし、それに機動力を合わせたヒットアンドアウェイでドンゼンカイオーの接近を許さず翻弄した警察鬼ングと比べると、弾幕を凌いで接近すれば粗方状況を覆せるこちらは比較的大した事無いのが窺える。
活躍
撃破された地球鬼の欲望が暴走して変貌を果たし、脳人レイヤーを顕現させる。
対処すべくタロウ/ドンモモタロウが繰り出したドンゼンカイオーに狙いを定めて、頭部からマグマ弾を連射し焼き尽くさんとするが、機動力がある上に左腕に備えたアバターシールドでマグマ弾を防ぎつつの接近を許してしまい、そのままの勢いで突進を喰らい大きく吹っ飛ばされる。
これに蒸気を噴き出して怒り出し、自らをヒートアップして立て直しを図るも、アバターソードの素早い連続攻撃で怯み、更にドンレッグバスター・冷凍弾を喰らって頭部が凍り付き、休火山に。
これで自身の得意スキルを活かせなくなって弱体化し、最期は「ドン・ゼンカイクラッシュ」で一刀両断され敗北・爆散。自らが「礼儀を分からされる」事になった。
また、爆発した際にファイブマンギアがドロップし、ゼンカイザーブラックに回収された。
余談
- モチーフは地球戦隊ファイブマンのマックスマグマ。火山に関する能力を使うのは「マグマ」との洒落であろう。全体的に飛び道具の連射がコイツの持ち味の様であるが、実際のマックスマグマも無数の火器による火力が自慢のロボである…しかし、皮肉にも最終回のマックスマグマ同様に余り活躍出来ずにアッサリ撃破される末路を辿ってしまった(これに関してはタイムリミットが迫っていた為、早急に倒す必要があったからである。詳しくは地球鬼の項目を参照)。
- ヒトツ鬼ングでは初めてゴーカイジャー以前の戦隊をモデルにした個体でもある。
関連項目
シルベガミ:16年前に登場したマックスマグマモチーフの大先輩。なお、今回敵が行った狙いも学校に関与した物だった。
EI-19:勇者王ガオガイガー第20話ゾンダー先生に登場した、校長の次の立ち位置の権力者が児童が校則を守ってくれない負の感情に侵されて怪物へ変貌した姿で、同じく火力を武器に味方側を追い込んだ。但し、地球鬼ングが地理を模されているのに対して、こちらのイメージは理科その物を主体としている。