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烈車鬼ング

れっしゃきんぐ

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場するヒトツ鬼が変貌した、ヒトツ鬼ングの一体。
目次 [非表示]

「ガアァァァッ!!」

ドンモモタロウ「良い暴れっぷりだ~! ハッハッハ~!!」


CV:松浦佐知子

データ編集

全長/452.0m

体重/18532.0t

スキン/蒸気機関車(9両編成)


概要編集

倒された烈車鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した、巨大な烈車モデルのヒトツ鬼ング


ワーム竜蒸気機関車を混ぜ合わせた列車の怪獣そのもののスキン・蒸気機関車(9両編成)で外見が構成されている。

牙の生えた大口の中に一つ目が配された面構え、その両脇より伸びる機械式の腕はさながら空飛ぶ悪霊にも見える。


身体中にあるステンドグラスのような部位から、レインボーの光を放ちつつ進行方向にレールを生成して脳人レイヤー内を縦横無尽に爆走しまくる特急運行スキルを持ち、更にはワームホールの生成によって地上と地面下を交互に行き来する。このため一度振り切られると再捕捉するのは困難を極める。

そして自身の運行を妨害する敵は指差し確認してから発射する「ダークライナービーム」で迎撃する。


総じて非常に高い機動力を有するが、その起点になるレールを先回りで破壊されると前進ができなくなり、緊急停止せざるを得ない弱点も抱える。


活躍編集

撃破された烈車鬼のパワーが暴走した事で誕生。脳人レイヤーが積み重なって街上空に浮上、街を模したサイバー風の世界・アバター空間を走り回りながら空間内のビルを破壊する。


ワームホールのトンネルに入ったタイミングで、ドンモモタロウが駆るエンヤライドンに追い付かれて交戦開始。トンネルの壁面を自在に走る相手と互角の高機動戦闘を繰り広げるも、やがてドンモモはトンネルをザングラソードで切り裂いてジュランティラノを呼び込み、ドンゼンカイオーを繰り出した。

対する列車鬼ングも背に乗ったドンゼンカイオーを振り落とした後、地面と地中を行き来しながらのフェイントを掛けつつ突進する。しかし、ドン・レッグバスターの弾幕で僅かに減速した隙を突かれ、直前の線路をアバターソードで破壊、進行を遮断する。

これを即緊急停止して脱線は免れるも、動きが止まったスキを突いたドン・ゼンカイクラッシュが直撃し敗北・爆散。

これで脳人レイヤーは消滅し、磯野さなえや烈車鬼に取り込まれた女性達も元の姿を取り戻した。そして倒れていたさなえにタロウは脱ぎ捨てていた上着を掛け、彼女が無事目覚めたのを確認して人知れずその場を去って行った。


また、爆発した際にトッキュウジャーギアがドロップされ、ゼンカイザーブラックに回収された。


余談編集

  • 本作にて初めて登場した”非人型”のヒトツ鬼ングである。
    • 後に3Dモデルは、ドン36話に登場した救急鬼ングのものに流用された。


  • 巨大化形態がまったくヒト型(※直立・二足歩行)を留めていないフォルムになるのは戦隊シリーズでは珍しい。異形の怪人が大蛇のようなフォルムになるのはオボロジメに似ている。
    • 加えて全長に関しては五星戦隊ダイレンジャー大神龍等の大きさに迫るサイズであり、強敵感を演出する意味では通常、序盤の怪人として出すにはあまりにももったいない。

……もっとも、ドンブラザーズにそんな常識は無用であろうがね!!!


烈車鬼ング(オリジナルバージョン)烈車鬼ング・オリジナルバージョン


関連タグ編集

暴太郎戦隊ドンブラザーズ ヒトツ鬼ング

烈車鬼

超超トッキュウダイオー


デンライナーゼロライナー東映特撮における戦闘もできる列車の大先輩。特にデンライナーレッコウが外見・戦闘スタイル共にほぼ一致する。

ギガンデスハデスサバト(仮面ライダーキバ):デザイン面に共通点のある巨大ライダー怪人。どちらも等身大怪人の成れの果てである点が同じな他、前者はデンライナー達の主な相手役を務め、後者はデザイナーが一致する。


紅蓮神官サラマズ:最終形態が電車ごっこになっている、劇場版限定の幹部怪人。


魘夢蒸気機関車と融合した中の人かつてドンモモタロウと戦ったこたつ怪人を演じている。

デストロイ号:禍々しい蒸気機関車。


ひろがるスカイ!プリキュア:第5話に登場したランボーグが烈車鬼ングに近い姿をしている。ただしこちらはレール無しでも活動が可能。

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