データ
身長/52.6m
体重/2145.8t
スキン/牙吠の精霊
概要
百獣鬼のパワーが脳人レイヤーに積み重なって誕生した、巨大な百獣モデルのヒトツ鬼ング。
百獣鬼の頭部がヒトツ鬼ングの肉体と融合した事で、雄叫びを上げた怪物のようなスキン・“牙吠の精霊”を身にまとう。
やる気満々に全身からネバギバのアニマルハートを敵に放出する天地轟鳴の動物スキルを得意とする。更に掌から光弾を乱射することで小さい敵もピンポイントに狙える。
百獣鬼の宿主になった、つよしの欲望とドンブラザーズとしての戦闘経験が組み合わさった影響か、自発的にパワーを暴走させて変貌したり体格差を活用して等身大の相手に一方的な攻撃を加えるといった、明確な意図を持った行動が可能なヒトツ鬼ング(巨大戦の感覚はロボタロウ時の経験も用いられている様子)。
ただし、欲望の内容的に妻を捜そうともせずただ暴れ回るのは、自分の生き甲斐だった妻との暮らしが夢幻と否定されたことへの怒りと、「結局自分は何も無い“凡人”だった」との元からの低い自己評価を思い起こされたことによる自棄が混ざっている様子でもある。
活躍
幻に過ぎなかった妻・みほを探す最中でサルブラザー・オニシスターと交戦中、「自分がいなければドンオニタイジンに合体できない」ことを学習した百獣鬼がそのまま自力で変貌。
タロウ・翼・ジロウが華果村に向かってしまいドンゼンカイオーも虎龍攻神も使用不可能な状態で対抗手段のない2人を巨体から繰り出す光弾を放って一方的に追い詰める。
すると、突如時空が歪み出し、空に巨大で見た事もないロボのイラストが刻まれたロボタロウギアが出現。同時にそこから新たなる巨大ロボ・ドンキングオージャーが召喚された。
「ドンオニタイジン!?ソンナハズハ……コンチュウ?」
自らが封じた筈のドンオニタイジンに似たロボットに困惑しつつも、アニマルハートを放って爆砕しようとするもゴッドクワガタが携える桃型バリアにエネルギーを溜められ、最期はドンキングオージャーの繰り出した斬撃から桃型バリアをぶつけられて敗北・爆散。変貌前の百獣鬼の姿に戻されてしまった。
余談
モチーフはガオキング。スキルの内容は必殺技である「天地轟鳴アニマルハート」から。掌からの光弾は手持ち武器のフィンブレードから放つ「怒涛一閃サージングアロー」がイメージ元か。
pixivではガオイカロスとガオケンタウロスモチーフの百獣鬼ングがオリジナル怪人として投稿されている。
関連タグ
魔法鬼ング:つよしと同じく、3度もヒトツ鬼へ変貌した人物を宿主として誕生したヒトツ鬼ング。ただしこちらは2度目の際に顕現した。
ハイド・ジーン/ストリングロス、オウガ:16年前のガオレンジャーの巨大戦力をモチーフとした先輩の皆様。後者は百獣鬼ングの宿主と似たような者。