データ
ティタノサウルスの仲間で、全長11~15メートル、体重8~13トン程と推測される中型の竜脚類。かつてはカマラサウルス科の生き残りと考えられたが、近年の研究ではティタノサウルス類の中でもサルタサウルスに近縁だったと判明している(しかし背中の鎧はなかった模様)。
学名は尾椎の特徴と化石をクリーニングしたスカルジンスキー氏に由来して、「スカルジンスキー氏の後ろが空洞になった尾」を意味するオピストコエリカウディア・スカルジンスキィと命名された。
部分的な化石が見つかることが多い竜脚類としては珍しく、胴体と四肢、尾の部分の化石の大半が揃って見つかっている。頭骨と頸椎は失われていたが、残された化石にタルボサウルスと思われる肉食恐竜の歯型が残っていたことから、この個体の死後タルボサウルスがその肉を食べ、頭と首が食い千切られてしまったのではないかと推測する研究者も多い。保存状態が良好だっただけに実にもったいない話である。通常の場合なら、タルボサウルスはじめとする肉食動物達が胴体や尾、四肢もバラバラにして美味しくいただいでしまったのだろうが、この個体の死骸は恐らく洪水等で土砂に埋没しかけた状態であったため、首から上だけしか持ち去ることが出来なかったのだろう。
ちなみに同時期かつ近い場所(モンゴルのネメグト盆地)の地層からは「ネメグトサウルス」と名付けられた頭骨のみの竜脚類が見つかっている。そのためこいつらは同じ個体ではないかと見る説もあり、その場合はネメグトサウルスに統合されることになる。
古代王者恐竜キング
2007第2紀以降に登場。
頭部が見つかっていないので、どことなくブラキオサウルスを思わせる形状に復元されている。
- そのブラキオサウルスは未登場。
イリテーターの後で強さ1000と最低ランクに甘んじているが、ショルダーネームは大層に「草原の横綱」。これでは実質序ノ口である。
※ちなみにネメグトサウルスはつよさ1400の中堅で「アジアの重鎮」。必殺わざは共にチョキ。
水属性のメンバーは竜脚類(わざカードと秘属性除く)とスピノサウルス科から成り、アジアの恐竜では初の水属性。
アジア発の水属性は他にシュノサウルスとネメグトサウルスがいる。中生代当時は独立していたインドをアジアに含むなら、ティタノサウルス本種と「ティタノサウルス・コルバーチ」ことイシサウルスもいる。
なお、T・コルバーチが「イシサウルス」に改名したのは2003年で本作の稼働前だがこの名になっていた(英語版では「Isisaurus」表記に訂正された)。甲虫王者ムシキングでも「セアカフタマタクワガタ」「タランドゥスツヤクワガタ」「メンガタクワガタ」といった正確ではない名称で登場している虫はいたが…
また2010年時点までの学説を元にしているため現在とは分類が異なっており、本作のティタノサウルス類は一律「ティタノサウルス科」に含められていた(サルタサウルスとこちらはサルタサウルス科、ネメグトサウルスはネメグトサウルス科、アグスティニアはディプロドクス上科)。
- 同時に超わざのフタバメガキャノンも登場した。
バトルタイプは2007第4紀+までと「7つのかけら」はピンチタイプ、激闘!ザンジャークではこうげきタイプ。
目覚めよ!新たなる力ではスーパー恐竜も登場した。
「赤い恐竜のたまご」を使用した時に出てくる事もある。