ネメグトサウルス
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ねめぐとさうるす
白亜紀後期のモンゴルに棲息していた竜脚類の一種。
モンゴルの白亜紀後期の地層から発見された竜脚類で、属名は発掘地のネメグト盆地に由来している。全長は推定12~18メートル程。
竜脚類としては珍しく状態のよい頭骨が見つかっているが、逆にその他の骨格化石は見つかっていない。発見当時はその頭骨の形と鉛筆状の歯からディプロドクス上科のディクラエオサウルスに近縁と考えられ、最後のディプロドクス上科と言われていたが、後にマダガスカルで発見されたラペトサウルスの研究でティタノサウルスの仲間であることが判明した。
ちなみに同じくモンゴル発のティタノサウルス類はあと2種類おり、クアエシトサウルスとオピストコエリカウディアがそれ。
クアエシトサウルスもネメグトサウルスと同じで頭骨しか見つかっておらず、ラペトサウルスの研究のおかげでティタノサウルスの仲間とわかった。
オピストコエリカウディアはネメグトサウルスと逆に胴体はほとんど見つかっているが首から先が見つかっていない。なおこちらも当初別のグループの竜脚類(カマラサウルス科)に分類されていたという妙な共通点を持つ。
クアエシトサウルスはともかく、ネメグトサウルスのそれがオピストコエリカウディアの頭部ではないか、つまり同じ種類ではないかとする説も有力視されてきている模様。もし同一種だった場合は先に命名された方に統一されるが、ネメグトサウルスの方が早かったので正当な名前として残ることになるのはこちらとなる。
水属性のつよさ1400という中堅層で登場。二つ名は「アジアの重鎮」。
タルボサウルスの「アジアの暴れん坊」、チンタオサウルスの「アジアの歌舞伎者」以来3例目の「アジアの」。
ちなみにオピストコエリカウディアは先に登場していたが、つよさ1000のドベであった。
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