概要
モンゴルのバルンゴヨット層から発見された竜脚類で、名前の意味は「異常なトカゲ」。
竜脚類としては珍しく頭骨の化石が見つかっているが、算出した標本はこれだけ。また保存状態がよくないため結構損傷してしまっている。
しかし原型はとどめているので口がくちばし状になっていたことや耳のつくりが発達していて聴覚がよかったらしい事がわかっている。
当初は同じくモンゴル産のネメグトサウルスと同様に、馬面の頭部からディプロドクス上科のディクラエオサウルス科に分類されていた。現在ではネメグトサウルスと同様に、ティタノサウルス類として分類されている。