データ
名前は「苛立たせる存在」を意味する英単語Irritatorをそのままラテン語化したもの。イリタトルと表記する事もある。
本種の化石の存在が公になった際、化石商が本種の化石に石膏で不器用な細工を施していた為に、化石のダメージを修復しようと試みた科学者たちを苛立たせた事からこの名が与えられた。
頭骨しか見つかっていないが、後に別の場所で発掘された「アンガトゥラマ」と同一種である可能性が指摘された。
因みにアンガトゥラマの名はトゥピー語に由来し「勇者」と言う意味。
全長は8mほどで、スピノサウルス類としては小型だが獣脚類全体としては割と大型の部類に属する。背中に棘突起からなる低い「帆」があった他、後頭部にトサカがあったかも知れないとする学者も居る(筋肉の付着点に過ぎないとする説もある)。
近縁種と同様、ワニのような長い吻部と長い歯を持ち、主に魚類を食べていたと思われる。その一方で、イリテーターの歯が突き刺さった翼竜の化石も見つかっており、機会があればこうした獲物も躊躇なく襲っていたものと見られる。
下顎の後半部分は大きく開く仕組みになっており、ペリカンのように開き、大きな獲物を飲み込みやすくなっていると考えられている。
古代王者恐竜キング
第1紀から登場。水属性。必殺わざはグー。
バトルタイプは第6紀まではまもりタイプ、2007第4紀+ではハンタータイプ、激闘!ザンジャーク!!ではゆうきタイプ、目覚めよ!新たなる力!!ではよこくタイプ。ショルダーネームは翼竜のような顔からか「翼の折れた海賊」。
最初期の物語では最初の敵が本種とオウラノサウルスの2択だった。
アクト恐竜も登場した。アクト恐竜共通の赤紫のビビッドな色に、全身に浮かぶ虫食い模様がなかなか毒々しい。
別冊コロコロコミックのコミカライズ版ではレックス・オーエンのパートナー恐竜として「ベンジャミン」が登場した(アニメ版ではカルノタウルスの「エース」)。
「7つのかけら」では初めて化石を入手できる恐竜になっており、化石クリーニングのチュートリアルとなる。最序盤のグー恐竜はなぜかこの1頭しかいないため、最低でもレベル7まで育てて「テイルアタック」「テイルスマッシュ」「ブーメランテイル」の3つは入手しておきたい。またレベル28で「ショックウェーブ」を生み出す。
ちなみに南米の恐竜だが南米とオセアニア地域には行けない都合上南極エリアに回されている(アクト団本部が南極にあるため)。
南極エリアでは他にギガノトサウルス、サルタサウルス、パタゴサウルス、アマルガサウルス、イグアノドン(まもりタイプ)、アロサウルス(カウンタータイプ)が出る,
- 正真正銘の南極恐竜であるクリオロフォサウルスやオセアニア産のラエリナサウラはわざカードの恐竜なので出ない。前者は後にアーケード版で秘属性としても登場した。
- マプサウルス(アルゼンチン産)も出ず、こちらは図鑑を埋めた報酬としてもらえる。
「青い恐竜のたまご」や「南アメリカの恐竜のたまご」のカード使用時に出てくる事もある。