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名称編集

属名は人名(記載者の娘)にちなむのだが、綴りがややこしく聞きなれない名前であるため、以下の表記も良く見かける。

リエリナサウラ ラエリナサウラ レアエリナサウラ

リンクテキストによれば、英語での発音(phonetic)はLee-ell-lin-ah-saw-rah(リーエリナーソーラー)である。


発見者がオーストラリアの博物館の館長で、ナショナル・ジオグラフィックも協力されたため、命名が

「リアエレンのトカゲ(サウラはサウルスの女性形)・(博物館の)女友達&ナショナルジオグラフィックの」という意味の「リエリナサウラ・アミカグラフィカ」となった。


 とか言ってるけど、発見時、当のリアエレンちゃんは2歳、子煩悩すぎるご両親(発見者トーマスとその奥さんパトリシアも研究家)は、自分とこの娘が「恐竜がほしい」と日頃言っていたので、このように命名したわけだが、リアエレンママのパトリシア・リッチによれば、化石を見た娘は「ガッカリしました。彼女は生きている恐竜がほしかったのです」。


概要編集

白亜紀前期のオーストラリア(当時は南極圏)に生息していた、小型の鳥脚類恐竜である。部分的な頭骨を含む、いくつかの部分骨格が見つかっている。全長は90㎝ほどと小型である。


発見された地域がかつては南極圏に位置していたこと、骨断面の研究から冬眠していた可能性が否定されたこと、視覚が発達していること(極夜に適応?)などから、真冬の南極圏でも活発に活動していたと考えられている。当時の南極圏は現在と比べて温暖であった(冷温帯:札幌と同じようなイメージ)とはいえ、冬の間最低6週間の極夜(1日中夜)があるという過酷な環境であった。


それらのことから、1990年代初頭の時点で鳥盤類としては異例の羽毛恐竜として復元されることが多く(現在でこそ羽毛をもった鳥脚類の復元画は見かけるが、当時は極めて異例のことだった)、それに加えてNHKの番組「天才てれびくん」内で放映されたアニメ「恐竜惑星」において登場する、恐竜から進化した恐竜人類の祖先という設定がなされたためか、日本での知名度は高い。


復元画では「もふもふしたヒプシロフォドン」のように描かれる場合が多い。しかし、あまり知られてはいないが、レエリナサウラの吻はかなり長く、ヒプシロフォドンとは似ていない。


古代王者恐竜キング編集

「ラエリナサウラ」表記で登場。

2007第1紀に登場した属性なしの特殊わざ「サウラのいやし」に登場。呼んだ恐竜の体力を回復してくれる。ショルダーネームは「白亜紀の妖精」。


上記の羽毛ではなく、鱗に覆われた姿で登場する。


「7つのかけら」では「サウラのいやし」の代わりに三すくみごとにある「ちりょう」シリーズと、「MPかいふく」で登場。前者は状態異常、後者はMPを全回復してくれるほか、いずれもHPが5%回復する。

リカバー技としては心許ないが、状態異常はいずれも厄介なのであると意外に役立つ。

 

またサブイベントではヨーロッパエリアでリュウタレックスを乗せて運んでくれる。町では「森の音を奏でると現れる"森のヒト"」としてその存在が語られており、普段は南ユーロ平原にある森で暮らしているらしい(この森はダンジョンではないため徒歩では入れず、奥にある「南の古い炭鉱」に行くには毎回コイツに乗せてもらう必要がある)。コイツはオーストラリアの恐竜なのでヨーロッパにはいないのだが……


ちなみに実際のラエリナサウラは1mもない小型の恐竜だが、何を思ったかなんと3mに盛られており、子供とはいえ人二人を乗せられるだけの体格にされている(馬よりデカい)。幼体だから小さいと考えたのか?

なおヒプシロフォドン科全体で見ても、それだけの図体があるのはテスケロサウルスくらいのもの。馬(サラブレッドで2.5m程)と同じくらいのサイズはオロドロメウスパルクソサウルスがいる。

関連タグ編集

リエリナサウラ ラエリナサウラ レアエリナサウラ 鳥脚類 エラスマリア オーストラリア 南極 羽毛恐竜

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