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てすけろさうるす
学名:Thescelosaurus
中国名:奇異龍
属名は「驚異のトカゲ」という意味。
ヒプシロフォドン科の最後の仲間にして、恐竜時代そのものの最後まで生きていたラストバッター。
全長3~4m、体重300kgほどの小型の草食恐竜。
しかし1～2mくらいの種類が多いヒプシロフォドン類では飛び抜けて大きい種であった。
頭骨は小さくて長く、上嘴が下にカーブしている。体形は幅が広く、重量感があった。前足・後足は短いが太く逞しい造りであった。
心臓まで化石に残った例もあり、哺乳類や鳥類のように完全な2心房2心室の心臓を持っていたと考えられていたが、最近になって心臓の化石はノジュール（カルシウム・鉄分などが石になったもの）が胃石と固まったものではないかと言われている。
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