プロタスリティス
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ぷろたすりてぃす
スピノサウルス科バリオニクス亜科
1億3000万年くらい前のスペイン辺りに生息していたスピノサウルスの仲間。
学名は「プロタスリティス・シンクトレンシス」で、ギリシャ語で「シンクトレスのチャンピオン」という意味。
これは地元のサッカーチームが2021年に優勝したことに由来する。
見つかっている化石は少なく、右の上アゴ、歯、尻尾の一部のみだが、推定全長は10~11mとされている。
スピノサウルス科としては最古級の仲間で、イギリス発のバリオニクスに近縁。そのバリオニクス亜科ではもっとも原始的とされる。
ちなみにこの恐竜が見つかった「アルシリャス・デ・モレラ」という地層からはスピノサウルス亜科のヴァリボナヴェナトリクスも産出しており、ヨーロッパ産のスピノサウルス類の研究に貢献することが期待される。
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