概要
全長7m、体重4トン近くになる大型の鎧竜。ノドサウルス科に属し、尻尾のハンマーを持たない代わりに、肩の上のスパイク状の皮骨板が大きく発達する。このスパイクは性的ディスプレイや、肉食恐竜への威嚇・攻撃に用いられたと考えられるが、近年の研究では剣竜のサゴマイザー程強度はなかった事が判明している。
白亜紀最後の1000万年間に、アメリカとカナダでは入れ代わり立ち代わり3種のエドモントニア属(E.ルゴシデンス→E.ロンギケプス→E.シュレスマニ)が登場した。最後の種であるE.シュレスマニは、恐竜時代の終わりを見届けたようだ。E.シュレスマニは、同じ鎧竜のアンキロサウルスのほか、ティラノサウルスやトリケラトプスと共存していた。
一時期、E.ルゴシデンスには「カススターンバーギア」、E.シュレスマニには「デンヴァーサウルス」の属名が与えられていた。このうちデンバーサウルスについてはやはりエドモントニア属とする意見もあったが、2015年のSVP抄録による研究ではパノプロサウルスにも類似するがどちらとも似て非なる別属として見ることは十分可能という見解も出された。
ノドサウルス科では珍しく、かなり完全な化石が見つかっている。全身骨格も復元されており、イベントなどで見る機会もあるだろう。
フィクション
古代王者恐竜キング
第6紀から登場。強さ1600の中堅。
これでもノドサウルス科では最高位で、似たような体型のサウロペルタが1200と下位に甘んじていた。
※パウパウサウルスを含めば次点。当初わざカードだったがシークレット恐竜としてつよさ2000の最高位になった。。
第6紀と「7つのちから」ではまもりタイプ、2007第1紀から2007第4紀+はそっこうタイプ、激闘!ザンジャークではゆうきタイプ。土属性。
キャッチコピーは「突撃重戦車」。
北米のたまご使用時に出てくる事もある。
テレビアニメでは第55話で宇宙海賊ザンジャークのグーネンゴの恐竜として登場。わざカードは「ビッグロックローラー」を使用していた。
「7つのちから」では恐竜を20種類集めた時のごほうびか「コブシの化石」と交換でもらえる。
ただしコブシの化石と交換するには先に「ナイティアの化石」を渡す必要があるのと、渡したあと生意気な口を利く。
バリオニクスに次ぐヨーロッパで入手できる(ただし、貰えるのはアジアに行けるようになってから)★4(つよさ1600)のため、攻撃力や体力が頭ひとつ出ている。
特に雷属性統一で挑んでくるロトには優位に立てるので、育てて損はない(次に戦うノラッティーが炎統一なのでバリオニクスがいればなお有利)。
「ビッグモールアタック」を生み出せるのは他にはストーンサークルでしか入手できないサイカしかいないので、多く発掘するには北アメリカのアクト倉庫を発掘するといい。
- 同じ属性・必殺わざで強さ1800のタルキアは登場しない。なお、同じ必殺わざ・属性で強さ2000は結局登場せずじまいだった。
なお「ダイノキングバトル」では強さが最高だった。
恐竜絶滅ほ乳類の戦い
白亜紀末期のボリビアにて登場。カルノタウルスに襲われるも、そのスパイクで撃退している。
無論、エドモントニアはボリビアはおろか南米大陸では発掘されていないが、NHKのDVDではボリビアに生息していた扱いとなっている。一応、舞台となったボリビアのカルオルコで鎧竜の足跡化石が見つかった事から、近縁種として選ばれたようだが、恐らくステゴウロスのような南半球独自の進化を遂げた種のものと思われる。