概要
全長5.5mほどの中型の鎧竜である。
名前の由来は「怪物染みた重たい者」から来ている。
アメリカユタ州エメリー郡にあるシダーマウンテン層の麓で発見された、部分的な後肢を除く全身の骨格化石によって知られている。それはケネス・カーペンターとその同僚によって2008年に命名された、ノドサウルス科に属する鎧竜である。 頭骨は長さ約56cm、幅35.5cmだった。口先に歯はなく、僅かな角質の嘴を有した。頭頂は緩やかなドーム状。また、上顎に保存されていた唯一の臼歯は、プリコノドンの物とされる歯に酷似している。下顎は後ろ半分が見つかっている。 シルヴィサウルスのように、6つの脊椎骨が腰を支持していた。ほとんどの他のノドサウルス科と異なり、尺骨は長くて真っ直ぐ真っ直ぐであった。また、距骨は脛骨に融合していなかった。