概要
全長5.5mほどの中型の鎧竜である。
1億1000万年前に生息した鎧竜、ノドサウルス科の植物食恐竜である。カナダ・アルバータ州から立体的で、皮膚などの軟組織まで残るほど、これまでにない保存状態の良い化石が発見され、2017年に記載された。当時存在した北アメリカ大陸を東西を分断する内海で堆積した地層から発見されており、この恐竜は死後直後にその内海に流されたものと見られている。
皮膚や鱗には色素細胞のメラノソームも確認されており、背中側の色は赤褐色をしていたと推測されている。カウンターシェーディング(セイヤーの法則) の効果があったとも考えられ、同時に装甲は特徴的な恐竜の部位の説明で暫し言われる視覚的ディスプレイのためよりも防護のためにあったと考えられる。