概要
全長2.7mほどの小型の鎧竜で、属名は化石の発見されたマイガット・ムーア採石場に由来する。マイガット・ムーア採石場はジュラ紀後期・モリソン層であり、既知の鎧竜では北米最古となる。
系統は議論されたものの、現在のところはノドサウルス科とされている。原始的だが既に白亜紀の種のような発達した皮骨板を持っていた。
模式標本は卵と一緒に発見されており、この個体はメスで産卵前だったのではないかと推測されている。一方で腸骨に無数の傷が付いている事から、産卵前のところを捕食者に食い殺されたか、死後にスカベンジャー達が卵目当てに腰回りを食い荒らしたのではとされている。