データ
学名は発掘された中国・山東省とその巨体に因んで「巨大な山東省のトカゲ」を意味するシャントゥンゴサウルス・ギガンテウス。
同じ発掘場所からはさらに大型のハドロサウルス科の化石も見つかり、ズケンゴサウルスやフアシアオサウルスと命名されたが、現在では両種ともシャントゥンゴサウルスの大型個体だと判明している。
完全な骨格化石は見つかっていないものの、見つかった化石を基に推測すると最大で全長17メートル・体重16トンに達したとされ、現在発見されている鳥盤類では最大の体躯を誇る恐竜である。
ハドロサウルス科の中でも北米産のエドモントサウルスに似ていたが、頭骨は長く幅広、逆に胴体と尾は上下に幅が広いという特徴がある。背から尾にかけても隆起部分は、帆になっていたかも知れない。
幅広い尾から、ワニのように尾で水をかいて泳いだ可能性が一時期指摘されていたが、現在では可動域の狭さゆえ否定されている。
発掘された地層からは、アジアでは珍しいケラトプス科の角竜シノケラトプスの他、アジア最大級の肉食恐竜ズケンティラヌスも見つかっている。シャントゥンゴサウルスの巨体は、ズケンティラヌスなどから身を守るための武器にもなっていただろう
古代王者恐竜キング
第2紀から草属性として登場。
体格(カードの体長の欄には現在と比べて小さめの15mと記載されているが、ランベオサウルスと並び鳥盤目では最大)は草属性最大級だが、それだけでは足りぬというのか強さ1600と中堅層。
二つ名も「最大級のカモノハシ竜」と的を射てはいるがかなりシンプルかつ控えめ。
目覚めよ!新たなる力!!ではスーパー恐竜が登場。
- 甲虫王者ムシキングのネプチューンオオカブトやパラワンオオヒラタクワガタと同様、登場のタイミングが悪かったのかもしれない…
バトルタイプは第6紀はこうげきタイプ、2007第1紀+から2007第3紀まではカウンタータイプ、激闘!ザンジャークではまもりタイプ。
テレビアニメでは第59話に宇宙海賊ザンジャークのザッパーの恐竜として登場。わざカードはグリーンインパルスを使用した。
DSゲーム「7つのかけら」では東ゴビ平原で発掘できる。「メタルウィング」の量産に役立つので育てて損はない。