概要
全長7m、体重3tほどの中型のハドロサウルス類である。
名前の由来は「短い隆起のあるトカゲ」から来ている。
割と高い頭骨と、頭の上の隆起部分が鶏冠状ではなく、平らな板状になり、その後ろのへりが後ろに突き出しているという特徴がある。他のハドロサウルスの仲間に比べて、長い前足を持っていた。
2000年7月にモンタナ州のジュディスリバー層で発見された保存状態の良い「レオナルド」と呼ばれるミイラ化石には、90%の全身に80%の小さな鱗で覆われた表皮が見つかっており、現生鳥類にもある食道の一部が膨み袋状になった一時的に食べた物を貯める「素嚢」と呼ばれる器官があることも分かった。