発見と命名
ランベオサウルスの最初の化石は1923年にカナダを代表する古生物学者ローレンス・ランベによって発見されたが、ランベはこの化石を新種のものだと思わなかったので、既に命名されていたステファノサウルスとして記載した。その後新種と判明し、1923年に古生物学者ウィリアム・パークによって発見者のランベに敬意を表して「ランベオサウルス・ランベイ」と命名された。
現在のところ、ランベオサウルス属は4種類が確認されており、化石はカナダのアルバータ州、アメリカのバハ・カリフォルニアやモンタナで発見されている。
生態
ランベオサウルスはランベオサウルス亜科のハドロサウルス類の代表的な種類で、同時代の同じ地域に生息したコリトサウルスやパラサウロロフスに近縁である。
全長は10~12.5mほどとされ、ハドロサウルス類では比較的大型である。
頭骨から伸びたトサカが特徴の種類であるが、ランベオサウルスのトサカはとりわけ奇妙なものだった。斧が頭に埋め込まれたような形のトサカは頑丈で前方に向って尖っており、中空で鼻の穴につながっていた。トサカの内部にあった隙間からは音を出すことができ、仲間とその音を通じてコミュニケーションをとったと考えられている。頭部の骨構造に関しては、全体的に小ぶりであったり、もしくは後部の骨の突起がなかったりと、個体間でやや差がある。かつてはこれを元に個々に別の種であると考える研究者もいた。しかし現在ではもっぱら性別、あるいは成長段階の違いによるものだとされている。(層序学的な研究の進展で、一部の種類は再び独立する可能性は残っている)
皮膚の印象化石からは、腹を除く一定の箇所に多角形の突起をもつ、薄い皮膚であったことがわかっている。
足跡化石からは群れを作り四足歩行で移動していたことがわかっている。速度はかなり速く、ゴルゴサウルスなどの肉食恐竜に襲われても走って逃げる事ができただろう。
古代王者恐竜キング
第1紀から強さ1800で登場。強さ1800、必殺わざはパー、草属性。ショルダーネームは「麗しき巨竜」。
- 稼働当初のバージョンは「カミカゼタックル」や「メタルウィング」といったわざカードにも描かれていた。
バトルタイプは第6紀まではあいこタイプ、2007第4紀と2007第4紀+ではとつげきタイプ、激闘!ザンジャークではゆうきタイプ、目覚めよ!新たなる力ではパーパータイプ。
体長は15mと、最初期のバージョンで登場した恐竜の中では最も大きかった。
目覚めよ!新たなる力第2紀ではランベオサウルス・マグニクリスタトゥスも草属性、必殺わざはパー、強さ2000で登場した。
体色が深緑で描かれている事からショルダーネームは「新緑のエリート」。
バトルタイプは目覚めよ!新たなる力第4紀ではぽか〜んタイプ、事実上の最終バージョンではこんじょうタイプ。