概要
ダンスの一種。
素早いフットワークにより、まるで床を滑っているように見える動きが特徴。
決められた振付がなく、ステップやテクニックを自由に組み合わせて踊れる「フリースタイルダンス」であるため、覚えたらすぐに踊れることも人気の理由。
そのルーツは1980年代後半にオーストラリアのメルボルンで生まれた「メルボルンシャッフル」。クラブやレイブ(フェス)でテクノミュージックに合わせて踊られていた。
次第にトランスやハード・ハウスなどでも踊られるようになり、ダンス自体もヒップホップやブレイクダンスなどの動きをミックスして進化し、現代のシャッフルダンスが形作られ、EDMを中心に幅広いジャンルで踊られている。
2011年にアメリカのアーティストLMFAOが「Party Rock Anthem」のMVでシャッフルダンスを踊ったことで、楽曲のヒットと共に世界的に広まる。
2017年以降にはTikTokの投稿動画でも多く使われたことで若者への知名度が高まり、さらには2018年にコナミがシャッフルダンスを題材としたアーケードゲーム『DANCERUSH STARDOM』をリリースしたことで、音ゲープレイヤーにも需要が生まれている。
構成要素の一例
基本的なものや、pixiv内に記事やイラストがあるものを抜粋。
具体的なやり方を学ぶのであれば、YouTubeなどに解説動画が多数存在するのでそちらを参考にしたほうが良い。
- Tステップ
… メルボルンシャッフルでメインに使われたテクニック。
- チャールストンステップ
… 1990年代にヒップホップから取り入れられた。
- スポンジボブ
… その名の通り、とある四角くて黄色いキャラクターの動きが元ネタとなったムーブ。