イラスト検索の際は、キャラクター名の略称である「スポンジボブ」も参照のこと。
概要
海洋生物学者の経歴を持つ漫画家スティーブン・ヒレンバーグ(Stephen Hillenburg, 日本語版では何故か誤ってステファン・ヒーレンバーグとされている)が原作の『スポンジボブ・スクエアパンツ』は、アメリカで現在も国民的人気を博しているファミリー向けギャグアニメである。
日本では『スポンジ・ボブ』というタイトルで、当初はCSチャンネルニコロデオンで放送された。
ニコロデオンのCS放送撤退後、2005年から2011年にかけてNHK衛星第2テレビで、2007年から2009年にかけてNHK教育テレビ(現:NHKEテレ)でそれぞれ放送された。その後アニマックスやBSフジでも放送され、2015年4月から再びNHK教育(現:NHKEテレ)で放送されている。
また、NHK教育→Eテレと並行する形でNHKデジタル衛星ハイビジョン放送(通称BS-hi)→BSプレミアムでも放送された事がある。
余談ながらNHK版では、日本が被曝国ということから、爆発オチで使われるキノコ雲の実写映像が自主規制されている。
映画化もされ、『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』として、2004年にアメリカで、2006年に日本でも公開された。
日本ではマクドナルドのCMである通称ハッキョーセットにより有名になったと思われる。
2018年11月26日に原作者のステファン・ヒーレンバーグ氏が死去。
難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患し闘病生活を送っていることが公表されてからおよそ1年半後の訃報であり、国内外の多くのファンから哀悼のコメントが寄せられた。
ストーリー
深い海の底にある海底都市ビキニタウンで巻き起こる様々な出来事のギャグアニメである。
天才バカボン並みの狂人が一般市民にも蔓延るという、ある意味世紀末な世界観である。(例として一般住民が靴の裏に張り付いたガムを旨そうに食べる、ハンバーガー店の名物バーガーのレシピが消失しただけで町がモヒカンの暴徒で溢れかえるなど)。
登場人物
日本語版では一部のキャラクターの氏名が日本語風にアレンジされており、各声優が一人多役で担当する。
・主要人物
(CV:奥田啓人)
(CV:小木曽祐子→松浦チエ、劇場版1作目はチョー)
ゲイリー
パフ先生
(CV:谷育子→高橋里枝)
(CV:谷育子→高橋里枝)
パール・カーニー
(CV:谷育子→高橋里枝)
ラリー
(CV:奥田啓人)
主題歌
オープニングテーマ
「スポンジ・ボブ・スクエアパンツ テーマソング」
訳詞:石田淳子/歌:納谷六朗→奥田啓人
※納谷六朗版については5話まで、奥田啓人版では6話から(途中でガラガラ声に変更)。
エンディングテーマ
「スポンジ・ボブ クロージング・テーマ」
原語版エンディング、主にNHK以外の民放および衛星テレビ局で放送する場合はこの歌が流れる。
「スポンジ・ボブのテーマ」
作詞・作曲・編曲・歌 - RIP SLYME
使用期間:シーズン5からシーズン11途中まで(2009年4月 - 2019年3月)
「ONE WAY」
作詞/作曲:向井太一 編曲:CELSIOR COUPE 歌:BOYS AND MEN
使用期間:シーズン11途中から(2019年4月6日 - )
関連イラスト
関連タグ
TheCupheadShow!…本作のクリエイターが集結して制作されたアニメ。こちらもハチャメチャな展開が多いがキャラクター性や世界観は比較的まともである。
レンとスティンピー…ニコロデオンのブラックなギャグアニメ繋がり。内容は更にとんでもないものになっている。
PowerWashSimulator:高圧洗浄シミュレーションゲーム。コラボステージとして巻貝通りやカニカーニなど作中に登場する場所や車両を洗浄するステージが配信されている。