概要
製作はニコロデオン。原題は「Avatar: The Last Airbender」。
2005年~2008年にかけて放映され大ヒットし、日本を含む120カ国以上で放映された。
優れたアメリカのテレビ番組に与えられるエミー賞を受賞している。
2010年には「The Last Airbender」の題名で実写映画化。邦題は「エアベンダー」。
更に2012年には「The Legend of Korra」という続編が作られ公開された。
キャラクター
・アン
「気」の民の最後の生き残りで、この物語の主人公。12歳(氷に閉じ込められていた期間を含めると112歳)の少年。
火の国のせいで荒れてしまった世界を唯一救うことが出来るアバター。
100年前、アバターであることの重責を受け入れられず、空飛ぶバイソンのアッパと共に逃げ出したその夜に嵐に遭遇し、氷の中に閉じ込められてしまう。100年後にカタラたちに偶然発見され、救い出される。100年間も氷の中に閉じ込められていたため、少し世間知らずな面があるが仲間を思う気持ちは人一番強い。
後述のカタラやトフの指導のもと、気の技に続いて水の技、土の技を使えるようになっている。
・カタラ
声 - メイ・ホイットマン/戸梶恵理子
心優しい「水」の国出身の14歳の少女。南の水の国の酋長ハコダの娘。
自分の可能性を信じ、また自分の部族を火の国から救うため、水の技を極め続けている。
幼いころに母親カヤを亡くしたことがあり、責任感の強いしっかり者と同時にまた一行のまとめ役でもある。
・サカ
声 - ジャック・ディセナ/粟野志門
水の国の戦士の卵で、自分が一番正しいと信じている典型的なティーンエイジャーの性格を持つ。
自身の父親にあこがれており、自分達の部族をほぼ壊滅させた火の国に復讐心を持つ。
少々乱暴な面があるが忠誠心は強い。天才的なひらめきと機転によって一行の危機を度々救う。
土の王国に住む裕福な貴族ベイ・フォン家の一人娘で、12歳の少女。
生まれつき盲目だが、地面を伝わる振動を感知できるため、地面と接触している時のみほぼ「見る」ことができる。
両親には内緒で土の国の地下闘技場で開かれる危険なトーナメントで連続勝利するほどの地の技の使い手。心配症で過保護な両親との不自由な暮らしに飽き飽きし、後にアンに地の技を授けるためにアン一行に加わることを決意。態度が結構デカく、人使いも少々荒い。