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あばたー

『アバター』とは、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の映画。
目次 [非表示]

一般的な意味については「アバター」を、アメリカのテレビアニメ『Avatar: The Last Airbender』については「アバター伝説の少年アン」を参照。


概要

キャメロンが『タイタニック』以降、構想を練り続けていたSF冒険活劇。2Dと3Dの両バージョンが公開されたが、本国アメリカでは公開後39日で『タイタニック』の興行収入を抜き記録を更新、日本では公開5日間で約13億円を稼ぐ大ヒット作となった。

公開から10年以上を経た2021年3月現在でも、世界累計興行収入記録歴代1位の座にある。


本作では従来の3D映画のような「画面内から飛び出す」ことよりも「画面内に奥行きを作る」ことに重点を置いた3D撮影がなされ、新たなる立体映像表現が演出されている。

また、それまでアトラクション的(悪い言い方をするとイロモノ)な扱いだった3D映画をメジャーな上映形式の1つに引き上げ、3D映画の到来を印象付けたという意味でも、映画史上において重要な作品である。


アメリカでは、登場する地球人と先住民族ナヴィの利害関係や世界観の違いなどが作る構図が「アメリカ大陸入植者らとネイティブアメリカンらのそれ」に似て見えること、そして最後には先住者に地球人らが撃退される結末であること、非常にキリスト教的“ではない”作風であることなどで物議をかもしたそうな。


あらすじ

西暦2154年、エネルギー問題により地球は衰退しようとしていた。惑星パンドラには問題を解決する鉱物アンオブタニウムが豊富にあり、これを求めて地球人はパンドラを開拓しようと踏み入ったが、ナヴィという青い肌を持つ原住民と対立。地球の科学者は彼らとコンタクトを取るため、地球人とナヴィのDNAを掛け合わせた擬似的なナヴィの身体(=アバター)を作り出した。


地球で車椅子生活を送っていた元海兵隊員のジェイクは、強盗に襲われて死んだ双子の兄の代わりにパンドラに招聘される。兄のDNAを使って作られたアバターを操作できるのは、他には双子の弟のジェイクだけであり、ジェイクもまた、半身不随となった体の治療のために報酬が必要だった。


パンドラでナヴィの体を手に入れたジェイクは、久しぶりに二本の足で立ったことに歓喜し、パンドラの驚くべき自然を目の当たりにする。そして科学者のグレイスらとともにパンドラの調査を行うが、原生動物に襲われ、はぐれてしまう。

そこでジェイクは、ナヴィの娘ネイティリと出会う。ネイティリはスカイ・ピープル(=地球人)を自然に溶け込もうとしないとして叱咤するが、ジェイクは元海兵隊としての体力を活かしてナヴィの野生的な文化を学ぼうとする。


パンドラでの修行を経て、ジェイクはナヴィの部族に認められ、ネイティリからも心を許されるようになる。そしてジェイク自身も、ナヴィとしての生き方に大きな喜びを感じていた。しかしジェイクの任務は、地下に大量のアンオブタニウムが眠るホーム・ツリーからナヴィたちを立ち退かせることだった。


キャスト


スタッフ


興行成績

『タイタニック』を抜いて以来、長らく世界累計興収記録の保持作品だったが、世界的人気シリーズ「MCU」の集大成的作品として2019年に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』に一度抜かれて2位となった。

しかし、2021年に中国で今作が再公開されたことで、『エンドゲーム』の記録をさらに抜き返す形で再び1位の座に舞い戻っている。


シリーズ一覧

公開当時からシリーズ化の企画が進んでいたものの公開延期を繰り返し、長らく見通しが立たない状況が続いていた。だが1作目から13年後となる2022年に2作目の公開が正式決定。その後は3本の続編が待機中である。

テーマは第2作公開時にキャメロン監督が構想として語ったもの。


余談

撮影にあたりジェームズ・キャメロンは、いくつかの撮影技術を開発している。

その1つであるエモーションキャプチャーは役者の表情を読み取るのに特化したモーションキャプチャー技術であり、本作が制作されなければ日本でVtuberは生まれなかったか、もっと後になっていたかもしれない。


関連タグ

映画 / 洋画 / アメリカ映画 / SF映画 / 映画の一覧


アバター表記揺れ


研究のアバウタ:名前の由来。


外部リンク

映画「アバター」オフィシャルサイト

アバター (映画) - Wikipedia

アバター - allcinema

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