概要だガニ
原語版では、Eugene H. Krabs(クラブス)。
主人公スポンジボブが働く、有名ハンバーガーレストラン(大衆食堂)「カニカーニ」(日本語版)の創業者であるオーナーのカニ。
日本語版では口癖として語尾が「~だガニ」となっており、周囲からは「カーニさん」と呼ばれている(原語版は「ミスター・クラブス」)
現在のアニメ本編における正式な設定年齢は不明。
自身を「年寄り」と呼ぶ事も多く、中老であるかのような印象が強い。
ただしスポンジボブや他の仲間たちと同じく超人的なアクションを披露する事が多く、大怪我を負ってもすぐに回復するほどタフである。
元海軍軍人で軍艦の名コックであったらしいが現在はその腕前は落ちた模様で、経営する店の厨房は基本的にスポンジボブやたまにイカルドに任せている。
ナンセンスギャグ作品ながらかなりの守銭奴で、1セント硬貨でも失くしたらパニック状態に陥るほどである。
そのため保存する紙幣に影響があるとして店のエアコンの温度に対しては敏感で、勝手に変更する事を許さず誰かが変更すれば即座に警報が鳴るようにしている。
公私でも常識外の拝金主義を徹底しており、経営するレストランでは金さえ払えばたとえ強盗でも食事を提供するという事になっている。
また労働法に抵触するような業務命令も度々出しており、特に能天気で要領の悪いスポンジボブをこき使っている。
裁判所や労働当局などからの罰金警告を非常に恐れており、仕事好きなスポンジボブを大慌てで無理やり自宅待機させるほどである。
しかし根は善良であり、なんだかんだ言ってスポンジボブを心配して家まで様子を見に行ったり、社会人として知識や経験の足りない彼に様々な制度や心構えを教えたりもする。
スポンジボブも仕事嫌いなイカルドも上司としてカーニを敬愛しており、美味しいハンバーガーを提供する地元名店の店主として慕う市民も多い。
子供の頃からのライバルであるシェルトン・ジェームス・プランクトンとは、現在「カーニバーガー」のレシピを巡る攻防を続けている。
もっとも基本的にはカーニが軽くあしらったりプランクトン側が自滅したりするなどで済む事が多い。
滅多に登場しないが、家族では高齢の両親や祖父らが健在。
実子か養子かは不明ではあるがマッコウクジラの10代の娘パールと錨型の自宅で暮らしており、こちらも詳細は不明ながら今現在は妻やパートナーはいない。
またボート(人間世界の自動車)教習場の教官であるフグのパフ先生とは長く交際が続いており、たまにディナーデートなどをして楽しんでいる。
日本語吹替声優は奥田啓人氏が担当し、本作の日本語版においてはメインキャラクターで唯一声優が変わっていない。
Pixivタグは「カーニ」や「カーニさん」がよく使用される。
関連タグだガニ
:カニがモチーフで、金の亡者という性格はそっくりである。