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Get_Wild

げっとわいるど

『Get Wild』とはTM NETWORKの楽曲。TVアニメ『シティーハンター』第1期(1987~1988)のEDテーマ曲である。
目次 [非表示]

アスファルト タイヤを切りつけながら

暗闇走り抜ける

チープなスリルに身をまかせても

明日におびえていたよ


クレジット



概要

TM NETWORKの10枚目のシングル。

1987年4月8日発売。

当時はアナログ盤7インチEPのみでの発売。

1989年9月21日には8cmシングルCDとして再リリース。

オリコンシングルチャートの記録では最高位は9位。

売上は23万枚。


その後も1999年8月21日にはカップリング曲を変更してマキシシングルとして再発され、2017年4月5日には発売から30周年を記念して『Get Wild』ばかりを36バージョン(ライブバージョンや他アーティストによるカバーも含む)も収録した4枚組CDコンピレーション・アルバムが『GET WILD SONG MAFIA』と云うタイトルで発売され、続く4月12日には4バージョン入りのアナログ盤12インチレコードが数量限定で発売された。


シティーハンターとのタイアップ

Get Wild』はTVアニメ『シティーハンター』第1期のEDテーマ曲として1987年4月~1988年の3月まで、1年間に渡って継続して使用された非常に有名な曲である。

前年の1986年よりジワジワと人気を獲得していたTM NETWORKは、この曲の大ヒットで本格的にブレイクすることになった。

7インチEPと8cmCDシングル版でC/Wだった『Fighting (君のファイティング)』は4thアルバム『Self Control』からのリカットで『シティーハンター』の劇中挿入歌として採用されるも、何故かアニメ本編で使用される事はなくサウンドトラックにも収録されなかった。

『シティーハンター』のEDテーマ用として編集された『Get Wild』のTVサイズバージョンは曲の最後(アウトロ)が非常に秀逸で印象的なのだが、残念ながらこのバージョンが収録されているサウンドトラック等のアルバムは存在しない。

また、『シティーハンター』のアニメシリーズにおける『Get Wild』はEDだけに留まらず、『シティーハンター2』の第50話「さらばハードボイルドシティー(後編)」と『シティーハンター3』の最終話「グッバイCITY さよならの贈り物(後編)」では挿入歌としても使われた。

1997年放送のTVスペシャル第2弾『グッド・バイ・マイ・スイート・ハート』では歌手のNAHOがカバーした『GET WILD (CITY HUNTER ~SPECIAL '97 VERSION~)』がEDテーマとして新規に制作され、2年後の1999年放送のTVスペシャル第3弾『緊急生中継!? 凶悪犯 冴羽獠の最期』ではTM NETWORKの原曲がEDテーマとして復帰した。


そして、『Get Wild』は令和の時代になった現代でもなお「シティーハンターのEDテーマといえばこの曲」と言われるほどに圧倒的な知名度を誇り、2019年の劇場版『新宿PRIVATE EYES』、2023年の劇場版『天使の涙(エンジェルダスト)』においても継続してEDテーマとして原曲のまま使用された(なお、前者では『シティーハンター2』の後期EDテーマ曲である『STILL LOVE HER (失われた風景)』に2コーラス目後の間奏部分からクロスフェードで切り替わるサプライズ演出がある)。


エンディングでのアニメーション演出

アニメ本編とEDパートがCMを挟むことなく完全に一体化しており、物語ラストからイントロが流れ始め、メロディとテンションが高まりきった所でED映像に切り替わる斬新かつ美麗な演出も話題を呼んだ(「止めて、引く」と形容される)。

この演出は2019年と2023年の劇場版でも『シティーハンター』を象徴する演出として継承されており、ラストシーンでイントロが流れ始め、スタッフロールに移行する流れになっている。

EDアニメーションの絵コンテと原画は天才アニメーターの一人である青木悠三氏の手によるもので、アニメ版『ルパン三世』第2期と3期でも見られたスタイリッシュな感じが現れている。

冴羽獠の心理的孤独感を象徴するかの様にモノクロな色調で全編が描かれており、都会の光と闇、疾走感を巧みに描いた作画は楽曲と完全に融合しており、現在もファンからの評価は高い。

GWEDの冴羽リョウGET WILD

2023年の劇場版『天使の涙(エンジェルダスト)』のEDでは、この1987年版のEDアニメーションのフィルム素材をトレースして、現代の首都高や都内の幹線道路を車で疾走する映像と合成してブラッシュアップしたものが使われ、『Get Wild』が初めてカット無しのフル尺版で劇中のEDテーマ曲として使用された。


アレンジ

この曲のドラムの演奏には、一般的な音の要であるスネアドラムが全く使われていない。使われているのは基本のリズムを打つバスドラムとアクセント用のタムのみである。

何故なら『Get Wild』はベースラインが非常に独特で、この時点でメロディ構成と拍打ちの両方がすでに完成されており、バスドラムだけで事足りていたため。この曲の骨であり、疾走感を生んでいるのは実はベースなのである。

デモ段階ではスネアも少々入っていたが、バックバンドのドラムを担当した山木秀夫の提案でスネアは全て外されることとなった。

ギターはB'z松本孝弘が弾いているとよく誤解されるが、これは当時のライブでのサポート演奏の話であり、スタジオ音源のギターを演奏したのはパール兄弟窪田晴男である。

1989年にPWLのピート・ハモンドの手でリプロダクションされた『GET WILD '89』ではサビの歌い出しを「Ge Ge Ge…」とフレーズサンプリングしてSE的に使っているが、これはすでに1987年のライブ『FANKS CRY-MAX』でその片鱗が見られ、以降はライブ演奏では定番のアレンジ演出となり、ファンからは「ゲゲゲのGet Wild」と揶揄されることもあった。


ミュージックビデオ

MVのロケはシングル発売から三週間後の4月29日~30日にかけて中国に返還される前の香港で撮られた。

フルバージョンはこちら


当時TM NETWORKの三人は超多忙で、MV撮影する暇も殆どない状態だった。

そのため簡素でもいいからとにかく短期でMV撮影をしなければならず、「それならインパクト重視で面白いところで撮りたい」と小室の提案で一泊二日の香港ロケになった。

香港の再開発によりこの光景は『TM NETWORK』の曲名ではないが、「失われた風景」となっている。

三人がただ香港旅行をしているだけというシュールなMVは手を抜いたというよりは、スケジュールが過密していてMVにストーリー性を組み込む余裕すらなかったというのが正しい。三人がサングラスをかけているのも実は不眠不休による目の隈を隠すためである。


ちなみに宇都宮隆が右手に包帯をしているのは、撮影一週間前にツアーの合間にスタッフと野球をやっていたところ、右手の中指と人差し指の間に5針縫う裂傷を負ってしまったため。


関連動画


シティーハンター Get Wild ED集

カバーしたアーティスト






この他、『LOVE LOVE あいしてる』内のコーナーで西川貴教(T.M.Revolution)がカバーしたこともある。


余談

2020年、退勤時にこの曲を流す『GetWild退勤』というネタがTwitter上で大流行した。

詳細は当該記事参照。


2023年、一般社団法人日本記念日協会が同曲がリリースされた4月8日を「Get Wildの日」と正式に認定した。邦楽の曲名が記念日となるのはこれが初となる。


関連タグ

NEO_UNIVERSE(L'Arc~en~Ciel):こちらのドラムのリズム打ちはほとんどがバスドラムとハイハットで、スネアを使うのはたったの一回だけ。

HOME(B'z):MVが同じく香港撮影。こちらは返還から丸一年後。

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