ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

Self_Control

せるふこんとろーるはこぶねにひかれて

『Self Control』は音楽ユニット『TM NETWORK』の4thアルバム、及び同アルバムの4曲目に収録されているアルバムタイトル曲であり9thシングルでもある。
目次 [非表示]

しばられたアダムとイブ

走り抜けたボニー&クライド

大切なあの子の目を

これ以上 くもらせないで


曖昧さ回避編集

ラブライブ!サンシャイン!!』の劇中ユニット、Saint Snowの楽曲→SELF_CONTROL!!

アルバム概要編集

1987年2月26日に『TM NETWORK』がEpic/Sony Recordsよりアナログ盤カセットテープCDの三形態でリリースした4thアルバムである。

TM NETWORKはこのアルバムでデビュー以来初のオリコンチャート10位以内(最高3位)にランクインする。

このアルバムがヒットした直後に、同年4月8日にリリースした10thシングル『Get Wild』で本格的にブレイクすることとなる。

レコードジャケットのアートワークは、真っ黒な背景にメンバー3人の横顔のモノクロ写真を斜めに配列したもの。

この3人の横顔は「向かって右向きで撮った写真を左右反転したもの」を使っていることを、アートワークを担当したデザイナーの高橋伸明が後に明かしている。

この頃、人気に火が着き出した『BOØWY』に関する話がTM NETWORKのメンバーや関係者達にも伝わってくるようになり、「何かとんでもないバンドが出てきたぞ」と騒然となる状態であったという。

特に小室哲哉BOØWYの台頭には強い危機感を感じ、常に彼らには一方的なライバル意識を持っていた」と後に語っている。

本作のビジュアルは1986年発売のBOØWYのアルバム『BEAT EMOTION』のジャケットアートを多分に意識したものであり、簡素な背景にモノクロ写真のメンバーが配置されている点が共通している。

小室は本作のジャケットのアートワークに関しては「渾身の作品」だったと評価している。

また、本作のジャケット写真では、木根尚登がトレードマークのサングラスを外している。

ただし、目は影になっていてはっきりとは見えない。


アルバム収録曲編集

SIDE A編集

1.「Bang The Gong (Fanks Bang The Gongのテーマ)」

(作曲・編曲:小室哲哉


2.「Maria Club (百億の夜とクレオパトラの孤独)」

(作詞:小室哲哉/作曲:小室哲哉、木根尚登╱編曲:小室哲哉)


3.「Don't Let Me Cry (一千一秒物語)」

(作詞:神沢礼江/作曲・編曲:小室哲哉)


4.「Self Control (方舟に曳かれて)」※下記「シングル」についての項目も参照

(作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉)


5.「All-Right All-Night (No Tears No blood)」

(作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉)


SIDE B編集

6.「Fighting (君のファイティング)」

(作詞:小室みつ子/作曲・編曲:小室哲哉)


7.「Time Passed Me By (夜の芝生)」

(作詞:小室みつ子/作曲:木根尚登╱編曲:小室哲哉)


8.「Spanish Blue (遙か君を離れて)」

(作詞:小室みつ子/作曲:小室哲哉、木根尚登╱編曲:小室哲哉)


9.「Fool On The Planet (青く揺れる惑星に立って)」

(作詞:小室みつ子/作曲:木根尚登╱編曲:小室哲哉)


10.「Here, There & Everywhere (冬の神話)」

(作詞・作曲・編曲:小室哲哉)


シングル概要編集

アルバムの先行シングルとして1987年2月1日7インチ・シングルEPとして発売。

1989年9月21日には8cmシングルCDとして再発売。

曲名には「方舟(はこぶね)に曳(ひ)かれて」という副題サブタイトル)が付けられている。

元々シングル用として作られた楽曲ではなかったものの、当時のCBS・ソニー出版刊行の音楽雑誌『GB(ギターブック)』の女性担当者が言った「これ、シングル曲にいいんじゃない?」の一押しによってシングルとして先行リリースが決定した。


本楽曲のサビで繰り返される「Self Control」のラジオ・ボイスは木根尚登の声をサンプリングしたものである。

アルバム版では曲の最後はカットアウトでシンセブラスの和音で終わるが、シングル版は曲の最後が30秒ほど短く刈り込まれてフェードアウト仕様に変更されている。

また、ボーカルトラックの収録テイクも異なるため、厳密にはアルバム版とシングル版は完全に別バージョンである。

C/W曲の『Instrumental Mix』は、アルバム版の音源を基にしたInstrumentalである。

そのためA面とB面で収録時間が異なっている。

サビのラジオ・ボイスを含めてコーラスも全て除去されているので、所謂カラオケ版ではない完全なInstrumental曲としての構成になっている。


シングルのジャケットアートワークは、アルバムとは真逆の真っ白い背景にモノクロの3人がバラバラのポージングで写っているものであり、こちらはBOØWYの『BEAT EMOTION』のイメージにかなり近いものがある。

また、この先行シングルのジャケット写真でもアルバムと同様に木根がトレードマークのサングラスを外している。

ただし、木根は斜め後ろを向いており、やはり目は影になっていてはっきりとは見えない。


2008年には『Self Control』のglobeによるカバーバージョンが11月末の『Get Wild』のカバーに続いて12月にリリースされる予定だったが、同年11月4日にリーダーの小室哲哉が5億円詐欺容疑で逮捕されたことで発売中止になってしまった。

後に『Get Wild』の方は2010年発売のベストアルバムにボーナストラックとして収録されたが、『Self Control』は2011年発売のBOXセット商品『15YEARS CHRONICLE ~ON-AIR & OFF-AIR~ + UNRELEASED TRACKS』に収録された。


シングル収録曲編集

A面編集

  • Self Control(方舟に曳かれて) [4:39]

B面編集

  • Self Control (Instrumental Mix) [5:06]
    • 作曲・編曲:小室哲哉

関連タグ編集

TM_NETWORK

Get_Wild


アダムとイブ ボニー&クライド ノアの方舟…いずれも歌詞で登場。

関連記事

親記事

TM_NETWORK てぃーえむねっとわーく

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 217

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました