概要
『探偵が早すぎる』は、井上真偽による推理小説。
講談社〈講談社タイガ〉より、2017年5月19日に上巻が、7月21日に下巻が、書き下ろしで刊行された。
2018年にコミカライズ化、ドラマ化が同時並行で行われた。
ドラマは日本テレビ系列の木曜ドラマ枠で放送され、滝藤賢一が主演を務めた。その後、ドラマの反響を受けて翌2019年12月に2週連続でSPドラマを放送。2022年に続編『春のトリック返し祭り』が同枠で放送された。
登場人物
- 千曲川光(演:滝藤賢一)
探偵。大陀羅一族、美津原一族(に雇われた人物)から狙われている十川一華のことを守り、事あるごとに彼女への被害を未然に防いでいる。”神のものは神に、カエサルのものはカエサルに”が決め台詞。
しかし、性格は一華曰く「クソ最悪」でかなりの屁理屈であるため、ことあるごとに喧嘩している。
なお苗字の読みは長野県の暴れ川と同じ「ちくまがわ」。
- 十川一華(演:広瀬アリス)
女子大生。突如、実父の遺産5兆円を相続することになったため、大陀羅一族や美津原一族の刺客に狙われることになる。大学卒業後は化粧品会社の研究所で働いている。
なおこちらも苗字の読みは「そがわ」(新潟県村上市等の地名と同じ)。
- 橋田政子(演:水野美紀)
一華の母親代わりの家政婦。他局の深夜ドラマの家政夫の如く身体能力も抜群。