概要
『めぐる未来』は、辻やもりによる日本の漫画。『週刊漫画TIMES』(芳文社)にて、2021年12月17日号から2023年6月16日号まで連載された。
感情が昂ると過去にタイムスリップしてしまう病を発症した主人公が愛する妻の謎の転落死の真相を突き止めるため、悲しみを抱えながらも過去にタイムスリップする物語。
2024年1月から読売テレビ制作ホスト日本テレビ系列局ほかにて実写ドラマが放送されている。
登場人物
- 襷未来(演:萩原利久)
主人公。感情表現が乏しく、寡黙な性格。父からの遺伝で「過去に戻る病」を抱えているため、感情を表に出さないように心掛けており、他人と関わらない孤独な生活が続いていた。
その能力を中学時代に発現しており、屋上から飛び降りようとした男性を助けて表彰されている。しかし、その出来事が彼の未来に影を落としていく…。
現在はデザイナー兼イラストレーター。カフェでの作業中、当時アルバイトとして働いていためぐると知り合い、結婚。めぐるのことは「めぐさん」と呼んでいる。
愛する妻の謎の転落死の真相を追うため、過去にタイムスリップする。
- 襷めぐる(演:早見あかり)
未来の妻。未来よりも5歳年上で姉さん女房。出版社の編集部で働いている。
未来とは対照的に、ドジなところはあるが明るく無邪気で外交的。ずっと孤独に生きてきた未来に初めて寄り添った人物。ある日、謎の転落死を遂げ帰らぬ人となってしまう。
その後、未来から過去に戻る能力を告白され当初は困惑したが比較的早い段階で受け入れており、彼と共に運命に立ち向かう決意を固めた。